【藤沢市】ナチュラルワインとイタリア料理。秋のぜいたくな味覚を、心地よい音楽とともに堪能できるお店
今日ご紹介するお店は、お客さんの8割がリピーター客という「通いたくなる」1軒。
JR辻堂駅南口から徒歩3分、ナチュラルワインとイタリア料理を提供する『MONK(モンク)』です。
店内は少し個性的。昭和・平成・令和と時代を生き残ったキャバレー・・そんな空気がムンムン。真っ赤なベルベッド張りの椅子も刺激的です。
『MONK』という店名は、ジャズピアニストである「セロニアス・モンク」から?もしくは修道僧なのか?はたまた全く関係のない造語??気になりますよね。
この店名について聞いてみると、決まったニュアンスを持たないお店を表現したかったとのこと。要するに“これ”と決まっていないのだそう。店構えといい、いろいろと謎に包まれたお店でしょう?
「うちのお店は、なにごとにも属さない。多面性というか、多くのことを取り入れつつ、食事の種類も、そして音楽もそうですが、お店も集まる人も多々。いろいろなことが合わさってひとつに。そんなお店ですね」と話すのは店主の玉井さん。店内を流れる心地よい音楽は、DJもしていたという玉井さんが担当しています。そしてお料理を作るのはシェフの石井さんです。
今日はそんなお二人に、おすすめのお料理とお酒を選んでいただきました。
最初にでてきたのは、イタリアの郷土料理「燻製メカジキとウイキョウのカルパッチョ(880円)」。
国産のメカジキを、手間暇かけて香り高い燻製に。旨みが凝縮した、生魚でも焼き魚でもないしっとりとした食感と味わいです。ウイキョウは、玉ねぎのようなみずみずしさでシャキシャキとした歯ざわり。オレンジの爽やかさが、全体をフレッシュにまとめます。
続いては「季節の野菜の一皿(880円)」。
旬の食材をロースト・ボイル・グリル・・と、個性を最大限に引き出すべくひとつひとつ丁寧に調理。今が収穫時期のバターナッツカボチャは、ほほが落ちる芳醇な甘さ。これは絶対白ワインをあわせたいですね♪ シンプルでありながら、調理の芸術性を感じる前菜です。
そしてメインは「猪と栗の赤ワイン煮込みソース アマゾンカカオ添え(1,550円)」。
言葉での説明はもはや不要?と思うほど・・・
赤ワインの凝縮されたソースの美味しさが伝わってくるパスタですよね。笑
具は、早川で獲れた猪や早生の和栗を使用。猪のお肉は引き締まった弾力で自然本来の味わいです。お皿に散りばめられた削りたてのアマゾンカカオは、お肉の味の引き立て役。完成度の高さに感動した1皿でした。
『MONK』のお料理は、どれも主役級。本当に手が込んでいます。
それを音楽を聴きながらリラックスして楽しめるわけですから「また行きたいなぁ!」と思わせるのでしょうね♪
そして最後に耳寄り情報。
毎週金曜日の12:00から『MONK』の店内では「マルシェ」を開催。『MONK』のお料理でも使われている「愛ある食卓」が集めた、地域生産者の育てる有機野菜を販売しています。こちらもぜひ利用してみてください。
さあさあ、今宵は『MONK』へ。
秋のぜいたくな時間を過ごしてみませんか?
~未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから~