【藤沢市】ここは異世界への入り口か?森の中にひっそりと鎮座する、不思議な参道がある神社
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。
21カ所目は、先日ご紹介した『瀧出現不動尊』と『葛原公園』と並ぶ『皇子大神(おうじおおかみ)』。
鳥居の前を通りすぎた際、奥の方に小さく見える拝殿に「ん?!この参道はどれだけ長いのだろう??」と気になり、車を降りてみました。
参道の前に構える、迫力ある大きな鳥居。
くぐって先へ進んでみます。
参道の両脇には、背の高い杉の木がいっぱい。まるで小さな森のようになっています。参拝客は誰もおらず、静かで、厳かで、とても神聖な感じ。なんとも不思議な空気が漂っていて、異世界への入り口みたい・・・。
この参道の長さを地図ではかってみたら、100メートル以上ありました。鎌倉市の『鶴岡八幡宮』まで続く若宮大路(段葛から)が500メートルほどなので、その5分の1の長さといったところでしょうか(ちなみに日本一長い参道は、全長2キロにも及ぶ大宮の氷川神社だそうです)。
そして、参道の先には拝殿があります。
『皇子大神』の御祭神は、葛原親王(かずらわらしんのう)と素盞嗚尊(すさのおのみこと)。葛原親王は、794年に平安遷都を行った桓武天皇の皇子ですね。
境内には、拝殿のほか手水舎と神輿殿がありますよ。
WEB上で調べると、数年前までは御神輿が近隣を練り歩く「皇子大神・八坂神社例大祭」が行われていた記録が残っていました。とても活気のある行事のようですが、コロナ禍の今は難しいのかな・・・。
ほかにも情報がないか調べてみましたが、ここもまた記録の少ない謎多きスポットでした。
長くて神秘的な参道がまるで“異世界への入り口”のような『皇子大神』。気になる方は、ぜひ足を運んでみてください。
基本情報
『皇子大神』
住所:藤沢市葛原1382
駐車場:あり(閉鎖されている場合もあります)
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