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【東広島市】緑豊かな里山の古民家カフェで優雅なランチ!

中本祥二地域発信ライター(東広島市・三原市)

東広島市の志和町にある人気の古民家カフェ「一葉」さんにお伺いしました!

西条町方面からの車のアクセスは、国道486号線(旧2号線)を八本松町まで走り、宗吉交差点を右折します。踏切の手前で左折した後、県道46号線を道なりに北上して10分ほど経つと、左手に看板が見えてきます。

そして駐車場で車を停めて、お店に入ります。石州瓦(島根県の石見地方で生産され、中国山地一帯の民家に使われている赤い瓦)が見事な古民家です。築100年以上!

店内風景です。明治時代風の情緒があちこちに散りばめられています。

窓際の席からは、盆栽と、その向こうの家並み、里山の眺めを楽しめられます。取材日(12月25日)は寒波の翌日で、残雪がありました。

フルコースのランチメニュー(税込み1700円)は、メインディッシュを9品目の中から2つ選ぶ方式です。私は「鳥南蛮自家製タルタルソース」と、「志和町野菜の天婦羅」を選びました。そしてプラス100円で、食後のデザートも注文しました。

やってきました!料理の具材などを、店主さんから丁寧に解説していただけます。ご飯はおかわり自由です。

卵豆腐のあんかけです。300年の歴史を誇る京料理です。とろり、ふんわりとしています。

イタリアンのサラダです。スライスされた大根と人参がシャキシャキ、コリコリ。酸味が効いてスパイシーなドレッシング。真ん中の天草のコリッ、プチッとした食感も印象的でした。

天婦羅は蓮根、長芋の海苔巻、茄子など多彩です。香ばしく揚げられていました。岩塩の味が上品でした。鳥南蛮はふんわりしていて、かつ少しカリっとした食感でした。刻んだゆで卵の味がよく効いているタルタルソースでした。

そしてデザートとホットコーヒーです。自家製の野苺を練り込んだレアチーズケーキ、同じく自家製の人参を練り込んだパンケーキなど、こだわりの食材から作られた多種多様なデザートです。豊かな甘味でした。

店内はカップルさん等多くのお客さんで賑わっていて、時を忘れたかのようにのどかな歓談が続いていました。きっと思い出のクリスマスランチになったことと思います。

BGMも優雅でした。サイモン&ガーファンクルの大ヒット曲「明日に架ける橋」のイントロのピアノ音色が流れた時はとても感激しました。

店主さんとスタッフさんにはお忙しいところ、丁寧に対応していただいてありがとうございました。気さくでフレンドリーな店主さんと気遣いのあふれるスタッフさんでした。

古民家カフェ 一葉

広島県東広島市志和町志和東847
営業時間:11:00~16:00(具材が無くなり次第終了)
定休日:火・水曜日 ※臨時休業がありますので、事前のお問い合わせか下記ホームページ参照をおすすめします ※2022年12月26日~2023年1月7日は休業
電話番号:082-433-5314
お店のホームページ

地域発信ライター(東広島市・三原市)

東広島市に居住しております。フリーライター、「芸備線ディスティネーション協会」会長、小売店アルバイト店員。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を発信してまいります。※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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