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【東広島市】愛知県出身の大学生さん、安芸津の三津祇園祭(7月14日)参加メンバーを募集されています!

中本祥二地域発信ライター(東広島市・三原市)

市内安芸津町で江戸時代に始まり、250年の伝統を持つ三津祇園祭。

疫病退散などを祈願し、地域の人々の心の支えになっていましたが、町の人口減少によって担い手不足になっています。

ですが、新たに若者が加わる流れが起きようとしています!今年は県外出身の広島大学生がチームを組んで参加を呼びかけています。

呼びかけ人の片桐萌絵さんは、広島大学総合科学部2回生。そして東京の(株)ホーンが設立した、全国の一人旅愛好者の交流プラットフォーム「ソロトリ」のメンバーです。「ソロトリ」が東広島市のまちおこしプロジェクト「円陣」に加わり、円陣が支援して、ソロトリと三津祇園祭がコラボした参加者募集プロジェクトが始動しました。片桐さんが中心となって動きます。

片桐さんは愛知県出身で、県内の東栄町の「花祭」に参加して以来、根っから民俗芸能を好むようになり、全国を巡り歩いています。そして団体「とらでぃっしゅ」を立ち上げて代表になり、自ら民俗芸能の進化に取り組んでいます。そんな片桐さんは、東広島のお祭りを探していて安芸津の三津祇園祭を知り、知人を通じて主催者とコンタクトを取り、そしてプロジェクトを立ち上げるに至りました。

参加の概要、お祭りの詳細、申し込みフォームは以下リンクの通りです。格好良い衣装を着て大名行列で練り歩き、地元の大勢の人と触れ合うことはとても楽しい経験になること間違いなしです!練習、衣装の着方などは、「とらでぃっしゅ」や主催者が手厚くサポートいたします。

参加すると、広島大学キャンパスからの送迎バスが運行されますので、広大生さんには是非お勧めです。お祭り参加で広大生に得られるメリットは?と訊ねると、片桐さんは熱く語られました。

「私自身もそうでしたが、広大生は入学の時まで知らなかった東広島市に来て、市内をよく知らず、市内の人との関わりが薄いまま過ごし、卒業して他の地域に移住してしまいます。それでは東広島の人にとっても広大生にとっても勿体ないことです。もっと交流が深まったらと思います」「一般の娯楽と違い、民俗芸能のお祭りは地元の人との交流が深まります。それを通して地元東広島、安芸津のことをもっと知ることができます」

広島大学の多くの学部の東広島市移転から約30年が経過しましたが、お世辞にも学生と地域住民の交流は深いとは言えません。ですが学生さんの自主的な取り組みなど、色々な取り組みで徐々に交流が深まってほしいです。それは学生さんにとても地域にとってもウィンーウィンです。

ところで、遠い愛知県からはるばる東広島に引っ越した片桐さん。安芸津の印象は?とお聞きしますと、「海が綺麗ですし住んでいる人も優しいですし、とても好きです!」とのことでした。

(了)

文 中本祥二

写真提供 片桐萌絵様

三津祇園祭

開催日時:7月14日(日)14:00~18:30
会場(出発会場):蓮光寺門信徒会館(広島県東広島市安芸津町三津3588)
詳細ページ(日本語)
申し込みフォーム(日本語)
お問い合わせ先メールアドレス:catku610@gmail.com(片桐様)

地域発信ライター(東広島市・三原市)

東広島市に居住しております。フリーライター、「芸備線ディスティネーション協会」会長、小売店アルバイト店員。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を発信してまいります。※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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