理想のインテリアを叶える!イメージ戦略
前回の記事(前回の記事はこちら)では、理想のインテリアを実現するための第一歩として、現状の把握が重要であることをご紹介しました。今回は、その次のステップとなる「理想のイメージ」の固め方について解説します。このステップは、引っ越しを機にインテリアを新しくしたい方はもちろん、模様替えで気分転換を図りたい方にも役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。
ステップ2:理想のイメージを明確にする
ステップ1の現状把握が終わったら、次はどんな空間で過ごしたいか、理想のイメージを具体的にしていきます。このステップを飛ばしてしまうと、お店やネットで見かけたものをその時の感覚で購入してしまい、統一感のない部屋になってしまう可能性が高くなります。せっかく模様替えをするなら、じっくりと理想の空間について考えてみませんか。
好きなインテリアの画像を集める
Pinterest、Instagram、RoomClipなどの画像共有サービスや、インテリア雑誌、ウェブサイトなどを活用し、気になるインテリアの画像を集めてみましょう。集めた画像を整理することで、自分の好みや理想のイメージが明確になってきます。雑誌やウェブサイトからは、プロのコーディネート例や家具の選び方などのヒントも得られるので、参考にしてみましょう。
選んだ写真の理由や要素を分析する
次に、選んだ写真から受ける印象を言葉で表現してみることをお勧めします。
例えば、上の写真を見て「温かみのある、自然素材を使った、リラックスできる空間」と感じたとします。これをさらに具体的にすると、
- 曲線デザインの家具
- 床はラグも含めてホワイト系
- 壁は白を基調
- 観葉植物が飾られている
- 照明は間接照明(スタンドライト)
- カーテンとソファはグレー
といったように、具体的な要素に分解できます。
また、「その空間でどう過ごしたいのか」を具体化することも重要です。
例えば、
- ゆっくり読書ができるスペースがほしい
- 趣味のものを眺められるよう飾るスペースをつくりたい
- 仕事に集中できるようにすっきりとした空間にしたい
など、その部屋での理想の過ごし方に合ったものを選ぶ必要があります。
このように言語化することで、自分が本当に求めているインテリアの要素が明確になり、家具や雑貨選びの際に迷いが少なくなります。
また、いくつかピックアップした画像の中から最終的に「理想の一枚」を絞るのも大切です。その画像を分析して、自宅で取り入れられる要素を洗い出しておくと良いでしょう。実際の部屋の広さや窓の位置などを考慮し、取り入れられる色や素材、家具の配置などを具体的に考えてみましょう。
まとめ
今回の記事では、理想のインテリアを実現するための第二ステップとして、「理想のイメージを明確にする」方法をご紹介しました。画像収集、整理・分析、そして言語化というプロセスを通して、自分だけの理想の空間を具体的に思い描いてみましょう。このステップを踏むことで、後々の家具選びがスムーズになり、理想の空間を実現しやすくなります。ぜひ、楽しみながら理想のイメージを膨らませてみてください。