【賃貸OK】石膏ボードフックで叶える!簡単おしゃれインテリア術3選
賃貸暮らしで壁に穴を開けるのは気が引けるけれど、何も飾らないと部屋が寂しく感じてしまう…そんなお悩みはありませんか?
このお悩み、実は時計を掛ける時に使うような細いピンで固定する「石膏ボード用フック」を使えば解決できます。 今回は「石膏ボード用」フックを活用したお部屋の飾り方を3つご紹介させていただきます。
石膏ボード用フックとは
石膏ボード用フックとは、細いピンを複数本打ち込んで石膏ボードに固定するフックです。取り付けが簡単で、取り外した跡も目立ちにくいのが特徴ですが、耐荷重は比較的低く、軽い物を吊るすのに適しています。木材でできた間柱(まばしら)や硬いコンクリート壁、吸音ボードには使用できません。
1. 壁にアートを飾る
例えば、A2サイズの木製フレームに入ったアート作品も、一つのフック(筆者宅で使用しているフックの場合はピンが3本)で飾ることができます。
玄関ホール、お部屋の入り口から対角の角、サイドボードの上など視線が集まる場所にアートを飾ればお部屋全体が引き締まって垢抜けます。
アートを飾る高さに迷ったら、絵の中心を床から140~150cm程度にするといいですよ。
2. 天井から植物やモビールを吊るす
床にあまりものを置きたくない。そんな場合は天井を利用するのはいかがでしょうか。
石膏ボード用フックは壁への取り付けだけではなく、天井にも使用できるものがあります。 例えば、筆者がよく使用している「日軽産業 マジッククロス8 Jフック セミトライアングル」は、2コセットで300円程度で、ネットやホームセンターなどで販売されています。
自宅でハンギングのグリーンやモビールを吊って楽しんでいます。
床に置かないので掃除も楽ですし、子どもがいても悪戯されることなく安心してインテリアを楽しむことが出来ます。
(注意: このフックの耐荷重は2.7kgです。天井に取り付ける際は、天井の強度を十分に確認し、耐荷重を超えないように注意してください。重すぎるものを吊るすと落下する危険性があります。)
3. 棚を設置する
無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズも、石膏ボード用フックを活用した人気の商品ですが、現在では様々なメーカーからも同様の飾り棚が多数販売されています。 構造上奥行きは浅くなるため、収納を増やすというよりは「ちょっと飾りたい」「ちょっと置けたら便利」という願望を叶えてくれます。
まとめ
石膏ボードフックの取り付けに特別な工具は必要ありません。ピンを押し込む際にコインと少しの力があれば十分です。
大掛かりなDIYをしなくても、賃貸のお部屋でも気軽にインテリアを楽しめる幅が広がるのではないでしょうか。
※設置の際は耐荷重や壁の素材をしっかり確認して行ってください。石膏ボードの種類によっては、ピンが効きにくい場合や、重すぎるものを吊るすと落下する危険性がありますので、注意が必要です。
どうしてもピンの跡が気になる場合は、ポスターやカレンダーなどの軽量なものであれば、壁に貼ってきれいにはがせる粘着シートも市販されていますので、そちらも検討してみると良いでしょう。