【宗像市】潮風が心地よい「神の港」散策♫新鮮な海の幸が味わえてマリンレジャーだって楽しめます!
宗像大社の外港であったことから名付けられた地名「神湊(こうのみなと)」。
宗像市の北部に位置する「神湊」は、古くから宗像大社と関係が深く、海上交通のかなめとして栄えてきた港町です。
「神守る島 大島」へ渡るフェリーが発着する港であり、宗像大社の神事「みあれ祭」が繰り広げられる舞台となる港でもあります。
このあたりは新鮮な海の幸が味わえたり、マリンレジャーが楽しめたりできることから、宗像の観光スポットとして多くの人がおとずれます。
◇神湊港渡船ターミナル
JR鹿児島本線 東郷駅から西鉄バスで20分走ると「神湊港渡船ターミナル」に着きます。
ここからは「神守る島 大島」、地島(じのしま)へ向かうフェリーが発着していて、降り立った時ちょうど大島行きのフェリーが大勢の人を乗せて出港するところでした。
今回はフェリーには乗らず、すぐそばに見えている「神湊海水浴場」方面に向かって、神湊界隈を散策することにします。
◇神湊海水浴場
長く続く砂浜に波がうちよせるきれいな「神湊海水浴場」では、家族連れが海水浴をしたりマリンスポーツを楽しんだりする様子が見られます。
目の前には美しい海岸線がひろがり、夏の海を満喫するのにぴったりです。
砂浜に蟹の巣穴がたくさん見られます。
ゆっくりと砂浜を歩きながら景色をながめていると、海水浴の時期を過ぎても磯遊びだけで十分楽しめそうだと感じました。
BBQや海鮮料理がいただける「海の家」は、午前中からにぎわっています。
そろそろ昼どき、ビーチ沿いにある老舗旅館のお食事処「魚匠 玄海」でランチをいただくことに。
玄界灘の新鮮な海の幸を満喫して、至福の時を過ごしました。
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(Yahoo!Japanニュース)
◇港町「神湊」を歩く
歴史的な背景を持つ小さな港町では、漁港らしい魅力的な風景をかいま見ることができます。
通りから浜に向かう途中みかけた「恵比寿神社」もそのひとつです。
*恵比寿神社
漁業の守護神として日本各地の港町や漁村で厚く信仰される「恵比寿神」が、ここでも漁師さんたちの営みを守っているようです。
魚を抱えて勇ましい姿を見せる恵比寿様が、航海の安全や大漁を約束してくれているようで、感謝の思いとほのぼのとした気持ちで手を合わせました。
*ナカマル醤油醸造元
恵比寿神社をすこし先に進むと、風情のある佇まいの建物が見えてきます。
ここは1850年創業の「ナカマル醤油醸造元」の店舗です。
長い歴史の中で宗像の伝統の味を作り続けてきただけでなく、現代の食生活にマッチした新しい味へも積極的に挑戦している老舗醤油醸造元で、種類豊富な醬油に出会えます。
あいにく定休日だったため、店内を見ることはできませんでした。
*津加計志神社
なにげなく右手方向に目をやると、鳥居が見えたので立ち寄ることに。
「津加計志(つかけし)神社」と鳥居の扁額(へんがく)に記されています。
*さつき松原
ここからは市街地をはずれて「さつき松原」に向かうことにしました。
神湊から上八(こうじょう)の海岸線に約5.5kmにわたって続く「さつき松原」は、日本の白砂青松(はくさせいしょう)百選に選ばれている県内有数の景勝地です。
樹齢200年以上の黒松並木が続く「さつき松原」を鐘崎方面に歩いていくと、釣川の河口付近にたどり着き、空と水の青さに息をのむほどの開放感が得られるでしょう。
数分で「夢航海 道しるべ広場」に到着。
◇道の駅むなかたへ
さつき橋を渡って「道の駅むなかた」を目指します。
くつろぎホール1階の「宗像や」でアイスコーヒーをオーダーして展望デッキでひと休み。
神湊港渡船ターミナルを起点にして、市街地を散策し「さつき松原」から釣川河口まで、本当によく歩きました。
まずは冷たい飲み物で乾いたのどをうるおします。
福岡県には「一般県道直方北九州自転車道」・「一般県道遠賀宗像自転車道」といったサイクリングや散歩などが楽しめる、よく整備され自転車道があります。
宗像市田熊までのびる「一般県道遠賀宗像自転車道」で自転車の旅を楽しむのもいいかもしれません。
11月まで運行期間延長の「むなかた満喫周遊バス」でバス旅もおすすめです。
今回散策コースとして選んだ神湊界隈も周遊バスを利用したり、サイクリングコースとして訪ねたりして、四季折々の風景を楽しんでみてはいかがでしょう。
◆「神湊港渡船ターミナル」について
所在地/〒811-3501 宗像市神湊487-51
宗像市公式ホームページ
◆「道の駅むなかた」について
所在地/〒811-3502 福岡県宗像市江口1172
電 話/0940-62-2715
公式ホームページ