子どもが疑問を持ったときの関わり方の本質を幼児教育講師が教えます!
こんにちは!幼児教育講師のTERUです!
有名な言葉ですが
「考える術を教えるべきで、考えたことを教えるべきではない」という名言があります。
これは建築家であるコルネリウス・グルリットの言葉です。
例)子どもが疑問に思った
A:親が答えてあげる
B:調べる方法を教える(辞書やネット検索、人に聞くのも含め色々)
C:〇〇ちゃんはどう思うの?と聞きながら考えることを促す
のうち、BとCをなるべく選択したいよね!ということだと思います
これってきっと誰もがわかっていることで、意識されている方も多いと思うのですが、1つ間違えてはいけないのが
【A(親が答えてあげる)も大事】だということです。
なぜか。
理由は2つあって
■理由①考える術以前に「疑問を解決できた!スッキリ!」という感覚はものすごく大事だから
考える術を教えるのは大事なのですが、術を教えることばかりに執着すると子どもは考えることがめんどうくさくなってしまうことがあります。
子「ねぇねぇこれってなんでこうなるの?」
親「なんでだと思う?」「調べてみたらどうかな?」「自分で考えてごらん?」「あの本に載ってるんじゃないかな?」
とすぐに結論に辿り着けない経験ばかりだと
「疑問を持つってめんどいなぁ」と感じてしまい、考えることが億劫になってしまいます。
なので、ABCどれかに固執するのではなく、バランスが大事ですね。
■理由②親が答えてあげる=考える術の見本でもあるから
子どもが何かを習得するとき見本はすごく大事です。
それは考える術も一緒で、大人がどうやって考えたのか?を見せてあげることで、子どもは「なるほどそうやって調べればいいんだ!そう考えればいいんだ!」と学びを得ます。
そう考えると、Aもやっぱり大事で
考える術を教えるというのは
・辞書や本で調べることを促す
・ネットで一緒に調べる
などもそうですが、
Aで「それはね、〇〇なんだよー」と回答してあげた上で「お母さんはね、〇〇を見て知ったんだよー」と、どうやってそれを知ったのか?調べたのか?をサラッと伝えてあげると、それも十分考える術を教える行為です。
以上の理由から、僕は
A:親が答えてあげる
B:調べる方法を教える
C:〇〇ちゃんはどう思うの?と聞きながら考えることを促す
どれも大切で、どれかに固執するのではなくバランスが大事
そう経験から強く感じています。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの子育てを応援しています!