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終盤の2発で勝利を確信 最下位キウムが連敗を6で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ロニー・ドーソン(写真:キウムヒーローズ)

21日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

SSGランダーズ-キウムヒーローズ(インチョン)はキウムが3-2で1点リードの8回表、2番ロニー・ドーソンがSSGの先発ロエニス・エリアスの肩口から入った高めのスライダーを振り抜きライトへ11号3ラン。

さらにキウムは9回にも5番チェ・ジュファンが右中間に7号ソロを放って、終盤に4点を加えたキウムが7-2で勝利した。

キウムは連敗を6でストップ。先発のアリエル・フラードが9勝目(5敗)を挙げた。キウムはエマヌエル・デ・ヘススが10勝。チームの38勝のうち半分を外国人投手2人が挙げている。

映像:ドーソンのホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇7月21日(日)の結果

・LG 6 - 3 トゥサン(チャムシル)

 勝:ソン ジュヨン

 敗:イ ヨンハ

・SSG 2 - 7 キウム(インチョン)

 勝:フラード

 敗:ソン ヨンジン

・KT 2 - 8 NC(スウォン)

 勝:キム シフン

 敗:ベンジャミン

・ハンファ 7 - 8 KIA(テジョン)

 勝:キム スンヒョン

 敗:チュ ヒョンサン

・サムスン 6 - 5 ロッテ(テグ)

 勝:オ スンファン

 敗:キム ウォンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チュ・シンスが野手最年長出場タイに」

SSGのチュ・シンスがキウム戦に2番指名打者で先発出場。1982年生まれのチュ・シンスはこの日が42歳8日で、2007年のフェリックス・ホセ(当時ロッテ)と並んでリーグ野手最年長出場タイ記録となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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