旭川ラーメンの特徴と言えば、動物系と魚介系のダブルスープとスープによくからむ低加水率の麺です。

中でも麺は特徴的で、北海道の三大ラーメンと言われる札幌・函館とは大きく違います。

旭川市民の中には、加水率が高い札幌ラーメンのツルツルモチモチした麺はちょっと苦手という人もいます。

そんな札幌の麺をあえて使っているこだわりのラーメン店が永山一番線沿いの永山7条13丁目にある『らーめん なが山』です。創業は2003年なのでちょうど20年になりますね。

黄色いのれんには札幌の製麺会社「一柳製麺」の文字。旭川や近郊にも、藤原製麵や須藤製麺、加藤ラーメン、旭川製麺、北海製麺などがあるのに、わざわざ札幌から麺を取り寄せているということは、かなり麺にこだわりがあるのでしょうね。

お品書きに書かれているとおり、『らーめん なが山』のおすすめは特製の塩らーめんなのですが、今回は今まで食べたことが無い「にんにく味噌らーめん」を注文してみました。

『らーめん なが山』のラーメンは麺だけでなく、トッピングも個性的。細かく刻んだ長ネギとほうれん草が盛り付けられています。

さらに「にんにく味噌らーめん」に加えられているのは、自家製のにんにくチップとにんにく油。

ほどよいにんにくの香りがするスープを飲むと元気になれる気がしますね。実際ににんにくの香り成分であるアリシンには強い抗菌作用があるとか。寒くなってきて風邪などひきやすい季節にピッタリじゃありませんか。

そしてごだわりの多加水麺。ツルツルモチモチした太目の麺は、こってりした味噌スープに合いますね。

お品書きにはにんにく辛味噌らーめんなるメニューもあって、気になったので次回はそれを食べてみようかな。