母の日のカーネーション、そのままだと枯れます!来年も咲かせるたった3つのコツをお花のプロが解説
5月の第2日曜日と言ったら、母の日。母の日でカーネーションをもらった方も多いのではないでしょうか。せっかくカーネーションをもらったのに、育て方がわからない、枯らしてしまうというお声をよく聞きます。
気持ちのこもったプレゼントだから、枯らしてしまうのは心が痛いですよね…。
実は、カーネーションはうまく育てれば、秋や来年の春、さらにはもっと長い期間、咲き続けさせることができるんです。でも育て方、難しいんじゃないの?と思った方もいるかもしれませんね。
カーネーションの育て方はポイントを押さえれば簡単なんです。しかもカーネーションを枯らさないポイントはたった3つだけ。
この記事では、カーネーションを長く咲かせる管理方法について解説します。
カーネーションをもらったらすぐやって欲しいこと
カーネーションをもらったら、まずやって欲しいのが、ラッピングを取るということですね。
リボンとかがついてすごく可愛いので、外したくないなと思うんですが、思い切って取りましょう。
不織布やビニールのラッピングをそのままにしておくと、株元が蒸れてしまう原因になるんですね。これも下葉が黄色くなっているものもあるかもしれません。
カーネーションは蒸れが大敵。風通しを良くするのが大切なんです。
ラッピングした状態でしばらく楽しみたいっていう方もいるかと思うんですが、なるべく早めに取ってあげてくださいね。
カーネーションを枯らしてしまう原因
カーネーションって母の日の時期に一番目にするんですが、実は多年草なんですね。
しかも、カーネーションは耐暑性も耐寒性も強い植物なんです。
母の日にもらったカーネーションを枯らしてしまう原因は、
カーネーションが好む環境(置き場所)に置いていない
もらったままの鉢で育てている
切り戻しをしていない
ということがほとんどです。
なので、この枯らしてしまう原因を1つ1つ潰していけば、植物を育てるのが苦手な方でも失敗しません。
カーネーションを枯らさないで来年も咲かせるコツはたった3つ
ラッピングを取った後、カーネーションを枯らさないためにやっておきたい作業は、こちらの3つです。
- 日当たりのいい場所に置く
- 植え替え
- 切り戻し
他にも水やりとか肥料やりなどの作業は必要になるんですが、最低限気をつけたいのは、置き場所・植え替え・切り戻しです。
この3つをしっかり気をつけおけば、カーネーションは今年だけではなく、長く咲いてくれます。
カーネーションは室内で育てる植物のように見えますが、実は日当たりのいいところが大好きな植物なんです。
室内ではなく、外で管理するのがポイントです。
また、プレゼントで届いた状態の鉢だと窮屈。なので、もらったらすぐ植え替えたほうが失敗が少ないです。
そして、カーネーションは蒸れが苦手。花が咲き終わった頃に切り戻しをすることが、枯らさない秘訣です。
元々の高さの半分から1/3くらいに切ってしまってOKです。
花が茶色くなってきたなと思ったら、切り戻しをしてくださいね。
まとめ
すごく可愛い母の日のカーネーションが来年も長く咲いてくれることを祈っています。
ぜひやってみてください。
この記事の内容は、動画でも詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。