ラーメン激戦区になりつつある人形町界隈で、「いつも列ができている店」というと、ここが浮かびます。その名は「駄目な隣人」。人形町交差点角の、ラーメンと箸の看板がインパクト大です。

店内は10席ほどのカウンターのみ。着席後、机の上のオーダーシートに記入して、注文、先払いという流れです。店のオススメにしたがって、SUPREME特製ラーメンの太麺を注文。ご飯との相性も良いとのことで、白米も追加しました。合計1330円でした。

器を覆うように乗っているのがレアチャーシュー。じっくり低温でローストしたチャーシューは、肉のうま味が凝縮されていて、単品でメインディッシュになる美味しさ。その下にあるメンマは、香草と薄口醬油につけてあり、これまた単品で前菜としてビール2杯は飲めそうな、深い味わい。醤油味のスープに使われている生姜油がラーメンスープとしては今までに食べたことがない味で、美味しかったです。１つの器の中に、前菜、スープ、メインとフルコースが詰まっている、そんな印象を持ちました。

卓上には無料で使えるトッピングが用意されています。焼のり、ニラ胡椒、生卵、鰹節粉、かえしの醤油、黒コショウと種類豊富。急激に味が変わらないように、使う順番を考えながら変化を楽しみました。

生卵は、卵かけご飯にしていただくと、ラーメンの口直し的な感じで、最後まで飽きずに食べられました。

今まで、いろいろなラーメンを食べてきた人に、ぜひ味会ってほしいオリジナリティ満載の「駄目な隣人」のラーメン。店名の由来を聞きたかったのですが、質問する暇がないほど次から次にお客様が訪れていたため、聞きそびれました。次回は、油sobaをいただいてみたいです。

【駄目な隣人】
住所：東京都中央区日本橋人形町3–7-13日本橋センチュリープラザ 1F
営業時間：11：00～23：00
定休日：無休