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【Yahoo!ニュース エキスパート】編集部が選ぶ6月の月間オーサー記事が決定 #MVA

Yahoo!ニュース エキスパート オーサー編集部が選ぶ、6月の「オーサーMVA(Most Valuable Article)」が決定しました

オーサー記事が目指す世界観、「発見と言論が社会の課題を解決する」「文化の発展に寄与する」 を体現している記事を選出する「オーサーMVA」。 厳選した2本の記事を、筆者の受賞コメントとあわせてご紹介します。

今月の受賞者

上原伸一さん

篠田博之さん

MVA受賞記事とあわせて、選出理由と受賞者のコメントをご紹介します。

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■慶大の四番・清原正吾はなぜ野球を再開し、いかにして6年のブランクを埋めたのか?(上原伸一)

慶應義塾大学野球部で四番を務める清原正吾選手。父親は元プロ野球選手の清原和博氏だ。清原選手を直撃し、彼の野球への思いやこれまでの取り組みを紹介。

編集部の選出理由

小学校で一度野球を辞め、中学、高校の6年間は別のスポーツに打ち込んだ清原正吾選手。なぜ慶應義塾大学に入学した彼は再び野球を始め、そこからどんな努力をして現在の四番の座に着くことができたのか。清原選手と信頼関係が築けている筆者だからこそのエピソードが野球人・清原選手への理解を深めてくれます。

上原伸一さんの受賞コメント

慶應義塾大学の清原正吾選手は、偉大なスラッガーだった清原和博さんを父に持つことから多方面で注目をされています。私が着目したのは、中学、高校と野球から離れていながら、4年生で名門・慶大の中軸を任されたことでした。そこで、前編として5月に他競技をしていた中、高のことを。6月に後編として、こちらの6年間のブランクをいかに克服したかをテーマにした記事を出しました。2度目となるMVAの受賞はとても光栄です。取材に協力いただいた清原選手はもちろん、堀井哲也監督をはじめとする慶大野球部にもお礼申し上げます。

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■一時は「無書店」となった富山県立山町に再び書店がオープンした注目すべき経緯(篠田博之)

一時は町から書店が消滅した中で、コンビニと連携して書店を復活させた地方のある町の取り組みを紹介しています。

編集部の選出理由

全国各地で相次ぐ書店の閉店。この記事の舞台となった富山県立山町でも9年間本屋がない状態が続いたといいます。そんな中でこの春、町に誕生した書店はコンビニとの併設店でした。同町と連携したローソンも自治体とは初めてという取り組みで、役場の敷地内にオープンしたこの店は新たな人流を生みました。こうした動きは無書店地域に書店が復活する一つのモデルケースになるのか。地元自治体やローソンなど多方面に取材した筆者の、消えゆく書店への危機感と書店へに愛情が込められた記事です。

篠田博之さんの受賞コメント

40年以上、出版社を経営しているので書店の動向に関心があるのは当然ですが、この何年か、街の書店が次々と姿を消してゆく状況に、これは深刻だという思いが強くなっています。この記事もそういう思いで取材しました。街の書店はその地域で文化的拠点という役割を果たしており、それがなくなっていくのは、単に不便になるというだけの問題ではありません。このところ新聞・テレビもこの問題を取り上げ、社会的関心が高まっているのは良いことだと思っています。

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Yahoo!ニュース エキスパートの「オーサーMVA」は、毎月中旬に「Yahoo!ニュース エキスパート公式」の記事で発表しています。

コメンテーターコメントから選出した「MVC」も同時に発表していますので、ぜひあわせてご覧ください。

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