冬キャンプでは要注意!初心者が特に気を付けるべき火事や一酸化炭素中毒への対策と危険性
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
明日からもう12月。今年も冬キャンプの季節がやってきました。
初めての冬キャンプを迎えてワクワクしている人もいるんじゃないでしょうか?
今回は、必ず気を付けて欲しい「冬キャンプでの危険」についての記事です。
火器を使った「火災」に気を付けよう
空気が乾燥してくる冬は、とにかく火事に気を付けてください。
テントの中で火器を使って引火、テントが全焼してしまった…というニュースやツイートをほぼ毎年見かけているような気がします。
焚き火をする際も、燃えやすい物の近くではしない。強風の時は焚き火を止める。など、「火を使っている以上、火事は起こり得る」ということを前提にする必要があります。
そこで、必ず持っておきたいのが「消火器」です。
消火スプレーでも良いので、火を消すことのできる物があると、自分だけでなく他の人がキャンプ場で起こしてしまった火災を食い止めることができるかもしれません。
消火スプレーへのリンクはこちら
後述する「焚き火シート」を持っている人は多いものの、消火器に関しては持っていない人も多いように感じますので、この記事を読んだ機会に1つ購入してはいかがでしょうか。
危険性が高い「一酸化炭素中毒」に特に注意
締め切ったテントでストーブなどを使った結果、一酸化炭素が充満しているのに気付かずに…という最悪のパターンだけは絶対に避けなければいけません。
最近では風の侵入を防ぐスカート付きのテントの人気が高いですが、密閉性が高いということは「換気がしにくい」ということでもあります。
必ず換気用にどこかを開けておくことも大事ですが、やはり使う必要があるのが「一酸化炭素警報機(一酸化炭素チェッカー)」。
たくさんの物が発売されている上に、試したことのある物が少ないため「これがおすすめ!」とは言えないのですが、必ず準備した上でストーブなどの火器を使いましょう。
個人的には、一酸化炭素チェッカー&どこかをしっかり開けて常に換気をする。という合わせ技をするべきだと思っています。
暖房の効きが多少弱くなりますが、安全性を最優先することが、何より大事ではないでしょうか。
火床の低い焚き火台を使った「芝生の焦げ」
芝生や雑草が乾燥して、燃えやすくなっているのも冬の特徴です。
多くの人が暖を取るために焚き火をするシーズンでもあるため、芝生が焦げるという問題が発生しやすいのもこの時期。
今やキャンパーの常識でもありますが、焚き火台を使う時は焚き火シートを敷いて焚き火をしましょう。
とはいえ、最近では背の低い焚き火台の人気も高いので、焚き火シートでは対応できない物も増えてきたなぁ…という印象があります。
焚き火シートを敷いても芝生が焦げそうな焚き火台を使っている場合は、キャンプ場の管理者に問い合わせるなど、「焚き火の焦げ跡によるトラブル」を回避できるようにする必要があります。
キャンプ場によっては、「ブロックの上で焚き火台を使う」「コンパネの上で焚き火台を使う」など、独自のルールを設けている所もあるため、受付の際に聞いてみるのが無難です。
燃えやすくなっている芝生にダメージのない焚き火を楽しんでくださいね。
季節を問わないことですが「怪我」にも注意
慣れてきた頃が一番怖い…という言葉があります。
キャンプでの一連の作業を流れでできるようになってくると、気付けば油断しながら設営や料理を進めている…ということも多くなってきますよね。
そういう時に怖いのが「怪我」です。
指を挟んでしまった、手を切ってしまった…など、特にかじかんだ手で作業していると思わぬ怪我をしてしまいがち。
応急処置ができる物として、絆創膏くらいは常備しておくと良いと思います。
子供さんと一緒にキャンプをする場合は、どこで転んでしまうか分からないので結構大事ですよ。
番外編:寒さを甘くみて「寒くて過ごせない&寝られない」ことも
今回の趣旨である危険性とは少し違いますが、これからの時期は昼間と違って夕方くらいから一気に冷え込んできます。
屋外は特にその気温差が激しいので、防寒対策は「やりすぎ」なくらい準備しておくのが吉。
人間、暑いのはある程度我慢できますが、寒いのは本当にどうしようもありません。
冬なので寒いのは当たり前なんですが、防寒対策をしていないと寒くて過ごせないのが冬キャンプ。そして寒くて寝られないということが起こり得るのも冬キャンプです。
せっかくのキャンプを「楽しいもの」にするために、防寒対策を含め、冬キャンプで起こり得る危険性を認識して対策はしっかり取りましょう!
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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