【神戸市】とびっきりアートな空間「puljang coffee」はセルフカフェ&コワーキングスペース
新開地アート広場を南に進むと見えてくるのこちらのオブジェ。
新開地はアートの街だということは、皆さんもよくご存知のことと思われます。
そんな新開地で、また新たなアートスペースを発見!
こちらのオブジェのすぐ近くです。
◆一筋南の道路を左に曲がると出現する不思議なたたずまい
外から見るとまるで室内プールのようなしつらえです。
ふと店前の看板に目を向けるとself cafe&coworking space「puljang coffee」が…どうやらカフェのようです。
◆中に入ってみると
なんとも非日常的な空感。
高級ホテルのプールサイドのようですが、れっきとしたself cafe&coworking spaceの店内です。
入り口左手にドリンクマシーンが備えられているのでセルフサービスで飲みを購入し、店内で自由にいただくスタイルとなっています。
メニューはコーヒー・カフェラテ・ココア・アメリカ―ノ・カフェモカ・抹茶ラテのそれぞれホットとアイスがあり、サイズも選べるようになっています。
値段は300円~490円。
お支払いは各種タッチ決済かクレジットカードのみ。
現金は使用できないと案内がありました。
ちなみに入口右手のプールはあくまでもお店のディスプレイ。
「NO DIVING」の張り紙が見えます。
プールの水は3日に一度程度かえているそうで、水の透明感が真っ白な店内をより引き立てているようです。
アプローチを進むと、右手に自習や仕事スペースとして利用できるcoworking space、左手にセルフサービスで購入したドリンクを楽しむテーブルと椅子が用意されています。
店内にはノリの良いK-POPがBGMとして流れていますが、coworking spaceは無音とのこと。
また犬も入店OKで、ご近所の方がワンコの散歩がてら立ち寄られることも多いのだとか。
◆素敵なイラスト展に遭遇
お店の前には誰が観てもかわいい! と、言ってしまいそうなこちらのイラストのポスターが貼られていました。
訪問日は6月15日。
ちょうど「BENELA POP UP」が2024年6月15日(土)~17日(月)の12:00~20:00まで開催されている最中でした。
BENELA主宰のきょん氏によるとBENELAはトキメキを届けるお店。
日常にあふれる「ちょっとかわいい」がきょん氏の手にかかると見たことないぐらいのトキめくピースに変身するのだから、本当に不思議です!
そして、BENELAはただかわいくてユニークなイラストなだけではないのだとか。
"一つ一つに、ついトキめいてしまうストーリーが存在している"。
それを知っていただきたく、今回の個展を開催されたとのことです。
例えばこちらは大阪御堂筋線の本町駅。
構内で見かけられたワンシーンをもとに製作された作品です。
テーマは「一目ぼれ」。
ポップな本町駅を舞台にイヤホンをシェアした若い男女のトキメキ、そこに自身を投影したシマウマをコラボさせています。
線路の縞々とシマウマの縞々の一体化も面白い。
きょん氏独特の感性が化学反応を起こし、かわいいだけではなく何かしらのメッセージが伝わって来るようです。
また、今回のためにBENELAのイメージフォトも撮影・展示されています。
出演は皆さんご友人とのことですが、ストーリー性の高いアルバムに仕上がっていました。
◆トキめきを忘れずに…
トキめきは十人十色であり、また年代によって対象は違って当然です。
とは言え、いくつになっても、すっかり大人になっても、トキめく心を持ち続けるって素敵なことではないでしょうか。
とびっきりアートな空間の中でBENELAと出会い、そんな気持ちを思い出すことが出来た素敵な時間。
本日はしっかりトキめくことが出来たようです。
■「puljang coffee」
住所:神戸市兵庫区新開地6丁目1-5
営業時間:9:00~22:00(ラストオーダー21:30)