【京都市北区】桓武天皇も眺めた、見晴らし抜群の頂上まで10分の山登り。《船岡山》
京都市北区にある船岡山の存在は、京都人なら誰もが知っています。しかし、船岡山に登った事があるかというと、どうでしょうか。
登ると言っても船岡山は標高112mほどの小さな丘。麓からの高さは40m程で、実は散歩や買い物のついでにも登れてしまう、お手軽な山です。
船岡山は、その形が船を伏せたように見えることから「船岡」と呼ばれています。
歴史を遡ると第50代・桓武天皇は、船岡山の山頂からの風景を眺めて、都を奈良から京都へ遷すことを決めたとされることから「京都始まりの地」と言われています。
今回は、その眺望を皆さまと共有できたらと思っています。
船岡山山頂へのアクセスですが、山の周囲東西南北に計8つの入り口(下の画像の○)があり、どの入り口からも容易に辿り着けます。
今回は、東側の建勲神社を起点(下の図の大きな○)とするルートを選びました。
建勲神社の鳥居をくぐって登山スタート。
奥に進むと登り階段があります。
最初にして最大の難関ですが1、2分ほどの我慢です。
階段を登り切ると建勲神社の境内に到着です。
この神社は戦国乱世をおさめて天下統一を目指した織田信長公を祀っています。
建勲神社を散策してから一旦、南側の階段を降りて登山道へ戻ります。
この登山道を歩くこと、2分ほどで頂上に到着です。トータル10分程度ですが、頂上に来ると達成感があります
頂上からは南の方角を見渡すことができます。京都タワーも見えますので、登った際は探してみてください。
頂上にはベンチもあり、休憩したりお弁当をひろげたりもできます。
トイレもありますので、安心して頂上でゆっくりしたり、のんびりと散策する人も多いようです。
最後に、今回私が通ったルートです。
散策される際の参考にしてください。
《施設情報》
場所:京都市北区北舟岡町42
アクセス:
東参道入り口(建勲神社への近道)・・・市バス停「建勲神社前」徒歩4分
北参道入口(山頂への近道)・・・市バス停「船岡山」下車すぐ
開園時間:年中無休・何時でも入園可能