からあげ&ごはんがランチで食べ放題!からあげ10個を飽きずに食べ続けられた理由とは?
ランチでからあげ。これは定番選択肢のひとつですね。からあげ定食の場合、たいていは30~40g前後のからあげが5~6個といったところ。それで満足という人もいれば「ランチとはいえ、ちょっと物足りないなあ…」なんて思っている人もいるんじゃないでしょうか。そんな人におすすめしたいのが〈からあげ食べ放題ランチ〉。最近はからあげを食べ放題で提供しているお店も珍しくはなくなりましたね。
今回お邪魔したのはJR立川駅北口から徒歩で10分ほどにある『餃子のさんくみ』。その名の通り餃子が人気のお店ですが、からあげもおすすめ。ランチタイムの名物が「唐揚げ食放題ランチ」(税込980円)。この価格で好きなだけからあげを食べられるなんて、からあげ好きには朗報以外のなんでもありません。
このランチはからあげ丼形式での提供です。オーダーするとまずは「定量」で出てきます。定量といってもごはんは約300g、からあげは約350gとかなりのボリューム。着丼と同時に“てんこ盛り”状態のからあげに一瞬ひるんでしまいます。
ピラミッド状にうず高く積み重ねられたからあげ。「どうやって食べようか…」と悩んでしまいますが、まずはからあげの背後をガードしているフタを外します。これは取り皿として使いましょう。崩れないよう慎重に“山頂”のからあげを箸でつかむと、肉の柔らかさが腕に伝わってくるような感覚があります。
サックリとした歯ざわりの衣の向こうには、ショウガの風味豊かな肉。これがふっくらした食感です。箸でつまんだときの直感は当たっていた!味付けは和テイストの“正統派からあげ”といったところ。
「飽きずに食べられるよう正統派の味付けにしてあります」と店主の竹本大志さん。最近は〈進化系からあげ〉などというジャンルの、意外な味付けや調理法を取り入れたからあげも増えています。それはそれで美味しいのですが、やはり私は正統派からあげを心ゆくまで味わいたいですね。肉汁も十分で、ショウガのパワーによるものでしょうか、2個食べた時点で体がポカポカしてきました。
3個平らげた時点でようやくごはん発見。予想通り、ほんのりからあげの味です。着丼直後は完食への不安もありましたが、ここからエンジンが加速していき、残り4個を難なく完食しました。
さあ、ここからが食べ放題というシステムのありがたいところ。胃袋に余裕があった私はからあげを3個追加しました。ちなみにからあげは1個から追加可能。ごはんは小・中・大で追加できます。
味変用におろしポン酢がついてきます。おろしがたっぷりで、ポン酢がからあげによくからむ!さっぱり、そして少しヒンヤリしてこれまたいい味わい。食べ放題で味変用のソースやトッピングがあるとやはり心強いですね。飽きることなく10個完食した私。もっといけそうな気もしたのですが、夕食のことも考えて、この日はここでやめておきました。
さてこのからあげ丼、竹本さんによると「毎日食べに来るお客さんもいる」とのこと。その気持ちはなんとなくわかります。毎日ではなくても思い出すと無性に食べたくなって、ここぞとばかりにたくさん食べてしまう、そんなからあげといった印象です。「私たちも毎日食べているんですよ」と竹本さん。提供前に味を確認するという意味があるのかもしれませんが、作り手が「美味しい」と思えるものを食べさせてもらえる。食べ手にとってはそれが一番の幸せなのかもしれません。
【店舗情報】
『餃子のさんくみ』
■住所:
東京都立川市曙町2-30-1 1F
■TEL:
042-524-0960
■営業時間:
11:30~14:00(L.O.14:00)
17:00~00:00(L.O.23:30)
■定休日:
年末年始
■店舗公式インスタグラム:
『餃子のさんくみ』公式インスタグラム