コツは「温度差」だった。「ゆで卵」の殻をキレイに剥く!3つのコツとは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんは「ゆで卵」好きですか?ゆで卵といえば…様々な"茹で加減"がありますね!「半熟」〜「固ゆで」まで、ゆで時間が1分違うだけで、ゆで卵の出来上がりが、大きく変わります。そうなんです!!一見、シンプルに見えるゆで卵ですが、実は結構難しい料理なのです。
今回、ゆで卵を作る上で皆さんが知っておくと為になる「情報」を伝授したいと思います!その情報とは…「殻をキレイに剥くコツ」です。どうでしょうか?ゆで卵を作る上で1番のストレスになるのって「殻剥き」ではないでしょうか。そして、こんな経験ありませんか?
殻が上手く、剥がれず白身がボロボロになる。
白身がボロボロになるならまだ良いのですが、ひどくなると黄身が飛び出してきます。そうなったら、もう放送事故です。接着剤でくっつけるしか方法はありません。そうならないためにも、皆さんにはこのコツを3つ伝授したいと思います。放送事故を回避したい方は最後まで読んでくださいね!
今回の目次
- 常温に戻す
- 画びょうで穴を開ける
- 氷水で一気に冷やす
- まとめ
常温に戻す
「常温に戻す」これが1つ目のコツです。
どうでしょうか?ゆで卵を作るとき、冷蔵庫から出してすぐ(冷たいまま)茹ででいませんか?これNG行為なのです。
なぜなら、卵が冷たいまま茹でると「温度差」により。殻にひびが入って白身が飛び出してしまうからです。
こうなってしまったら、もうキレイに殻を剥くのはほぼ不可能です。そうならない為にも、卵は常温に戻してから茹でるようにしましょう!
※目安は冷蔵庫から取り出して15分ぐらい。
画びょうで穴を開ける
2つ目のコツは「画びょうで穴を開ける」です。もしくは、100均で『卵の穴あけ機』を買って下さい!
この穴を開ける行為、皆さんが思っている以上に効果があります。(ちなみに…私も愛用しています)でも、なぜ穴を開けるだけで殻が剥きやすくなるのでしょうか?
それは…穴を開けることで、熱によって膨張する二酸化炭素を逃がし、さらに白身と薄皮の間に水が入ることで、殻がより剥きやすくなるのです。
しかし!注意点があります。それは「穴を開ける位置」です。
穴を開けるのは…卵の先端の尖った方ではなく、下側の丸みがある方です。
氷水で一気に冷やす
最後のコツは「氷水で一気に冷やす」です。
どうでしょうか?まさか、茹であがったゆで卵を"熱いまま"放置して冷めてから剥く←このような事をやっていませんか?これではきれいに剥けません!
ゆで卵は…茹であがったら、すぐに氷水に落として下さい。
オススメなのは水でなく、氷水です。
急速に冷えることでタンパク質である白身が縮み、殻との隙間ができるので、殻が剥きやすくなるのです。
そう、コツは急激な「温度差」なのです。
今回のまとめ
- 常温に戻す:冷たいまま茹でると殻がひび割れる可能性あり。
- 画びょうで穴を開ける:二酸化炭素を逃がし、殻を剥きやすくする。
- 氷水で急冷:白身を縮ませて殻を剥きやすくする。
《もっと学びたい人》
【 にんじん上部・下部の使い分け 】を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!