【宝塚市】やまもと、みーつけた! オトナ女子の癒しスポット山本の歩き方
川西や清荒神に挟まれて、やや地味なイメージの阪急宝塚線・山本駅界隈。実は、小ぶりながらオトナ女子の心をくすぐるお店が増えています。とはいえ点在する店舗を何も知らずにめぐるのは腰が重くなりがちですね。そこで、今回ははじめての方でも楽しめる、山本の歩き方をご紹介します。
「くらしを楽しむ」イベント『山ラボ』開催中
線路を挟んでのどかな住宅街が広がる山本界隈。そのせいか、山本にある店舗はくらしに関わるものがほとんどです。一つひとつの店舗は小さくても、緑に囲まれた山本のまちをのんびりと散策しながら複数のお店をめぐることで、日常の豊かさを味わってもらいたい。そんな思いから近隣の店舗同士がゆるくつながり、「くらしを楽しむ」ことを発信する『山ラボ』が立ち上げられました。2023年に第1回のイベントが開催され、2024年4月現在は、その第2弾の「くらしめがね」が開催中です(4月20日(土)まで)。今回の参加は5店舗で、それぞれが独自に工夫を凝らし、いつもの日々に彩りを添えるモノ・コトを発信しています。
山本の歩き方―ママ友ランチ編
それでは、今回のイベントに参加している5店舗を巡るモデルコースをご紹介です。1つ目のテーマは「ママ友ランチ編」。春休みの喧噪も終わってひと段落したウィークデイ、久しぶりにお友達とゆっくりランチをしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。ではスタートです。
- 11時:「つばめ軽食店」さんで待ち合わせ
人数が多いときは、時間をつぶせるお店を集合場所にすれば、お互いに気を遣って慌てることもありません。
可愛らしい雑貨を眺めていれば待ち時間も苦にならないし、皆がそろった後はランチの予約時間までのんびりショッピングを続けてもgood。そして店内にある「山本おさんぽマップ」は忘れずにゲットです。
- 11時30分:「シャンティー ランカ」さんでカレーランチ
今日のランチは、つばめさんの向かいにあるスリランカ家庭料理「シャンティー ランカ」さん。スリランカ出身の店主・ニシャンティさんがつくるカレーにさっそく舌鼓。日本と同じごはん文化のスリランカ・カレーは、どこか懐かしい味わいながら、ニシャンティさんこだわりのスパイスで、家ではなかなか再現できない複雑な旨味を感じる美味しさ。リピートしたくなること間違いなしの美味しいごはんで、話も弾みます。
「くらしめがね」の期間中は店頭にスパイスが展示され、どんなスパイスが使われているかを実際に見ることができます。お茶の国・スリランカの紅茶と緑茶も販売中です。
元気の出るランチのあとは、つばめさんの隣にある「つむぐ舎」さんのうつわをウインドーショッピング。
そのままゆるゆると歩いて駅前広場を抜け、最明寺川をわたり踏切を越えると、左手にThe WorktuReさんが見えてきます。
- 13時:The WorktuReさんのコーヒーをテイクアウトして公園へ
こちらでは伊丹のコーヒースターYusuke SumidaさんがプロデュースするSHIRANKEDOコーヒーを提供中。
店内でもいただけますが、天気が良ければテイクアウトして、近くの公園で日向ぼっこしながらのんびりするのはいかがでしょう。みんなとおしゃべりしながら、ひろびろとした空と豊かな緑に囲まれて飲むコーヒーの味は格別です。
- 15時:めぐる八百屋 オガクロさんで夕飯のお買い物
思いきりリフレッシュした後は、新鮮野菜が手に入る「めぐる八百屋 オガクロ」さんで夕飯のお買いもの。
メニューに迷ったら、店主の出口さん夫妻に相談してみましょう。お勧め野菜だけでなくレシピも教えてくれるので、美味しい野菜をさらに美味しくいただけます。家族も嬉しい晩御飯になりますね。
山本の歩き方―オシゴト女子の休日編
2つ目は、平日は仕事で忙しいおひとりさま女子のためのモデルコースです。仕事でクタクタの土曜日、遠出はしたくないけれど元気をチャージしたい。そんな時には山本駅周辺のお散歩がぴったりです。
- 11時30分:「つばめ軽食店」さんのけんこうごはんでエネルギーチャージ。
雑貨のほかに野菜いっぱいのヘルシーランチを提供している「つばめ軽食店」さん。土曜日は混むので、余裕があれば予約するのがベター(日曜日はお休みです)。
美味しいものを少しずつ。飾らない、でも栄養いっぱいのごはんをいただけば、張り詰めたココロと体がすこしずつ緩んできます。ナチュラル素材に囲まれた店内は居心地よく、思わずシフォンケーキのセットを追加してしまうかも。つばめさんではその他、たとえば苔玉つくりなど、暮らしを楽しむさまざまなワークショップも開催。ごはん以外も要チェックです。
- 12時30分:「オガクロ」さんでハチミツを試食。
料理をしないから八百屋は入りづらいと思っていませんか。「オガクロ」さんはスパイスや珈琲、お菓子なども販売しているので大丈夫。なによりお話しが楽しいので、ぜひのぞいてみてください。「くらしめがね」イベント中は、様々な時期や原料で作られたハチミツの食べくらべ試食ができるお楽しみ期間。自然の豊かさが味わえるチャンスです。
- 13時:「つむぐ舎」さんで、てづくりのうつわになごむ。
「つむぐ舎」さんは、日本全国から、店主厳選の作家さんの作品を取り扱っています。
手づくりの温もりが感じられるうつわはどれも使いやすそうで、時期によって品揃えが変わるため、何度も通いたくなります。4月は、ちょっと珍しい沖縄のうつわをメインに販売中。おおらかで明るいフォルムや絵付けは、沖縄の太陽のエネルギーのお裾分けのよう。手に取るだけで気分がアガります。
お気に入りのうつわが見つかれば、明日からの食卓が楽しみになりますね。
- 14時:The WorktuReさんで静謐な世界にひたる。
The WorktuReさんはカフェだけでなく、山本界隈でもひときわセンスが光るオシャレな雑貨のお店でもあります。
「くらしめがね」の期間は、アートヤーンアーティスト・ハルノ ムシさんの作品を展示中(一部購入も可能です。)
手紡ぎの糸がつくり出す、白色に輝く静謐な世界を、美味しいコーヒーとともにゆっくりと堪能できます。綿を紡ぐ様子は、ハルノ ムシさんのInstagramで動画をチェックしてみてください。
- 15時:お気に入りの本を借りて帰る。
The WorktuReさんのカフェの貸本コーナーも忘れずにチェック。季節に合わせたセレクションで、現在は「春」をテーマにした本が並んでいます。希望者には1ヵ月間の貸し出しもOKだそう。電子書籍にはない、ページを繰る楽しみを味わってみては。
山本ラバーズによるやまもとツアーズ開催
いかがでしたか。今回は「くらしめがね」に参加されている店舗にしぼってご紹介しましたが、ほかにもまだまだ素敵なお店がいっぱい。山本おさんぽマップをゲットしてぜひ、ご自分でもお気に入りを探してみてください。(マップは各店舗にて配布中)
さらに今回のイベントの一環として4月20日(土)には第1回「やまもと ツアーズ!」の開催も決定。山本を愛してやまないオガクロ&The WorktuReの店主2人が、やまもとの素敵スポットを案内します。(お申込みはInstgramのDMでどうぞ)
歩けば歩くほど味わいが増すまち・山本。歩きやすい靴と帽子や日傘を準備して、ぜひ自分だけの山本を見つけてみてください。
お問い合わせほか
The WorktuRe
■ 665-0881 兵庫県宝塚市山本東2-9-3
■ 営業時間:11:00〜16:00
■ 営業日:水・木・金・土
■ 公式Instagram
(電話での問い合わせはお控えください)
「くらしめがね」参加店舗 Instagram
めぐる八百屋 オガクロ
つばめ軽食店
つむぐ舎
シャンティーランカ
(営業時間、営業日は店舗によって異なります。詳細はInstagramにてご確認ください)
「くらしめがね」(山ラボVol.2)
■ 期間:4月10日(水)~20日(土)
■ 営業日・時間:各店舗によって異なります
■ 公式Instagram (やまもとくらしめがね)
やまもと ツアーズ!
■ 集合時間:4月20日13時(~14時30分)
■ 集合場所:めぐる八百屋 オガクロ
(宝塚市平井2丁目7-11)
■ 参加費:街歩き最後に各自やまもとのカフェでお茶する代金
■ 申し込み方法:やまもとくらしめがねInstagram DMにてお申し込みください。
ハルノ ムシ
公式Instagram