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関東や東海を狙うように活発な雨雲が到達中、昼頃まで大雨に警戒

杉江勇次気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
雲の様子(ウェザーマップ)

南から活発な雨雲が到達中

雨雲の様子(ウェザーマップ)
雨雲の様子(ウェザーマップ)

タイトル画像にもある通り、関東や東海を狙うように真っ白に見える活発な雨雲が北上しています。

これは梅雨前線に伴う活発な雨雲で、発達した雷雲(積乱雲)を含んでおり、静岡県や岐阜県、愛知県などを中心に、局地的には、雷を伴い、激しく降っている所もあります。

土砂災害の危険度も徐々に高くなってきており、午前3時40分に、静岡県の一部に土砂災害警戒情報情報が出されました。

これから昼頃にかけて、関東や東海には南の海上から次々に活発な雨雲が到来し、通過するため、各地で激しい雨が降り、大雨となるおそれがあり、警戒が必要です。

では雨雲の予想をみてみましょう。

昼頃にかけて、大雨に警戒

雨雲の予想(ウェザーマップ)
雨雲の予想(ウェザーマップ)

未明から活発な雨雲がかかり、ザーザー降りの雨となっていますが、東京都心でも19日連続の雨を観測しています。

これから昼頃にかけて、静岡県や神奈川県、千葉県など、東海から関東の沿岸部を次々と活発な雨雲が通過する予想で、場所によっては1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。

すでに土砂災害の危険度が高くなっている所が出ていますが、降り方によっては、土砂災害に加えて、浸水や洪水の危険度も一気に高くなるおそれがあります。

気象庁の気象レーダー危険度分布で常に最新の状況を確認しつつ、危険度が高くなる前に、早めの避難を心がけて下さい。

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

人の生活と気象情報というのは切っても切れない関係にあると思います。特に近年は突発的な大雨が増えるなど、気象情報の重要性が更に増してきているのではないでしょうか? 私は1995年に気象予報士を取得しましたが、その後培った経験や知識を交えながら、よりためになる気象情報を発信していきたいと思います。災害につながるような荒天情報はもちろん、桜や紅葉など、レジャーに関わる情報もお伝えしたいと思っています。

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