最近話題のネッククーラー。実際に効くか試してみた
今年は非常に暑い日が続いております。エアコンの聞いた部屋で涼んでいる人もいれば、外出で暑さと戦いながらお仕事をしている人も多いのでは無いでしょうか。
今回は、そんな暑さを少しでも和らげてくれるひんやりアイテムを紹介します。
今までは外で暑くなったら「うちわ」がメインだったのがバッテリーや電池で動くミニ扇風機や作業着にファンが内蔵された「空調服」が登場し、夏の暑さ対策グッズも多様化してきました。
そんな中、冷却プレートを冷やして直接体の一部を冷やして暑さを和らげてくれるネッククーラーというものが登場して酷暑を乗り切るアイテムとして注目されています。
数年前からあったのですがこの1、2年で特に注目が集まっている製品です。
ネッククーラー自体は既に色んな会社さんが作られているのですが2015年からネッククーラーを作り続けている「THANKO」さんの「ネッククーラーSlim」を購入したのでこちらを試していきます。
付属品には「取扱説明書、本体、専用バッテリー、L字ケーブル」と一通り揃っていました。
本体は折り畳み時「最小:幅130×高さ45×奥行80(mm) 」と片手に収まりコンパクトです。
カバン入れてもさほど邪魔にはなりません。眼鏡ケースと似たような扱いのサイズ感です。
開くと両サイドに冷却プレートがあり、電気を通すと冷えてきます。
装着してみるとヘッドホンを首にかけたような見た目になります。
首回りサイズは「約37cm~約50cm」とある程度のサイズに対応しています。
冷却プレートは電源をONにするとすぐに冷えます。
■その他仕様
冷却モード:強/弱/ゆらぎ
使用時間:強・約1時間、弱・約2時間
重さ:本体・約140g、専用バッテリー・約80g
実際に冷却プレートを外してみると、冷却箇所が19.5度になってました。
冷えるのは首だけですがそれだけでも、扇風機などには無い冷えた感覚を感じることが出来ました。
パッと見はヘッドホンを首にかけている人に見えるので大きな違和感はありません。
使ってみて良かった所、改善点
良かった所
・首を冷やすことで暑さが和らいだ(ように感じた)
・濡れタオルや氷枕と違って、あまり濡れないし、電気を通せば通勤の行きも帰りも使える
・場所を取らないのでカバンに入れて持っていける
総じて、暑さが少しまぎれるのであると無いのとでは違いを感じることができました。
バッテリーで動くので自分の使いたいタイミングで使えるというのもうれしいポイントの一つでした。
改善点
・ファンが耳元にあって音が気になる(人による)
・専用バッテリーなので専用バッテリーを持ち歩いたり、バッテリー残量を気にする必要がある
感想
今回使ってみて、首を冷やすだけでもある程度暑さは和らぐのが実感できたのが大きな発見でした。
ただ、期待のし過ぎは禁物。
猛暑の際、外作業をする時でも耐えれるかというとそこまで万能では無いように感じました。
通勤・通学の移動中、電車内などちょっとした外出の際や、室内の気温が少し高いなと感じる際につけるのがちょうど良いと思える製品でした。
新しいジャンルの製品ということもあって、やはり過度な期待をし過ぎて失敗したという意見もある製品ですが、私自身は手軽に暑さを和らげることが出来るので気に入って使っています。
体に密着する製品でもですので直接的に冷える感覚に違和感を感じる人、ファンの音が気になってしまう人もいるようですのでもし機会があれば実機に触ってみることをおススメします。
今回の「ネッククーラーSlim」ですが動画にもしています。
サイズ感やファンの音なども参考になると思いますのでお時間のある方は合わせてご覧ください。