【函館市】電子炊飯器の中からあらわれたのは。。。素朴なみための「おやき」です!
こちらは、日吉町にある「甘味処 おやき」です。
何度かお店の前を通った時にお店が閉まっているなぁとは思ってたのですが、楽しみでやっているとのことで疲れた時は早めにお店を閉めることもあると言っていたので「お休みしているのかなぁ」くらいにしか思っていませんでした。
お店が開いていたので立ち寄ってみたところ、お店にいたのはお孫さんでした。
「甘味処 おやき」は、100歳になられた女性の方が、40年以上こちらの場所でお店を切り盛りしていることで知られていたお店ですが、お孫さんのお話によると2024年8月25日に他界されたそうです。
ほかほかの焼き立てを「焼き立てだからおいしいよ」と言って渡してくれた、優しい笑顔が印象的な方でした。
はじめてこちらのお店に伺ったのは古い建物の時でした。
お店が開いていたので中に入ってみたのですが、お焼きを焼いている様子がありません。
「すいません! 誰かいますか?」と何度か呼んでみたのですが、誰も出てくる様子もありません。
でも、お店の奥の方に明かりが見えたので近づいてみると。。。
TVをご夫婦で見ていたと思われる姿のお二人が仲良く並んで眠っていました。
とても微笑ましい光景だったので起こさないように、そっとお店を出たのが最初の訪問でした。
その後も何度かお店に行ってみたのですが何故かいつも閉まっていて。。。
その後、お店に訪問できたのは新しい建物になってからでした。
その時は炊飯器から出てくるという「おやき」の話を聞き好奇心から伺いました。
その際に連れが失礼ながらお店の女性に年齢をきいたのですが、聞こえていないようでお返事はいただけず。。。
お耳が遠いのかと思っていたのですが、その後の会計の時を様子を見る限り聞こえていなかったわけではなさそうです。
その後も何度かお店に伺い「おやき」を購入しましたが「おやき」目当てというよりは元気なお店の女性の方とお話がしたかったというのが正直なところでした。
お店の中は以前とほとんど変わりがありません。
メニューは、あんとクリームの2種類の「おやき」のみです。
相変わらず「おやき」の作り置きは、電子炊飯器の中に入っていました。
素朴な見た目の「おやき」も以前と変わらず今は、お孫さんに受け継がれています。
店舗情報
甘味処 おやき
住 所:函館市日吉町4丁目17-1