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【高野町(高野山エリア)】奥の院の参詣道で毛深いカタツムリを愛でる

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

晴れた日がずっと続いていましたが、とうとう和歌山も梅雨入りしましたね。

近畿地方の梅雨入りは、去年より23日も遅いそうです。

雨が続く季節になると、なんとなく目に入ってくる機会が増えてくる気がするのが「カタツムリ」。

今日はそんなカタツムリのお話です。(大きな画像が出ます、ご注意下さい)

非常によく見る「ナミマイマイ」
非常によく見る「ナミマイマイ」

よく見かける「ニッポンマイマイ」
よく見かける「ニッポンマイマイ」

普段カタツムリと出会っても、気に留めないか、「あぁカタツムリか」ぐらいの気持ちかと思いますが、高野山にはこんなカタツムリもいます。

意外としっかりした毛が生えています
意外としっかりした毛が生えています

毛の生えたカタツムリ、その名も『オオケマイマイ』

分布は本州中西部・四国と限られており、殻から無数の毛が生えています。

そしてよく見るカタツムリよりも平べったいです。

巻貝で毛の生えている貝をこれまで見たことが無かったので、初めて見つけた時は見慣れない姿にびっくりしました。

ちなみに、毛の生えている理由はまだ解明されていないそうです。

高野山に来てお墓を見るときに、運が良いと見れるかもしれません。

参道に住まう生き物達も、良ければお楽しみください。

地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。

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