ランドローバー ディフェンダー110試乗記。釣り車適正をチェック。
ランドローバー ディフェンダー110試乗記
こんにちは、バス釣りブロガーのikahimeです。
少し前の話になるのですが、ランドローバー 新型ディフェンダーに試乗してきましたのでその所感をまとめておきたいと思います。
試乗した車は110 2.0L P300 4WD。ロングボディ(110)で、300馬力を発揮する4気筒2.0Lガソリンターボを搭載したグレードです。
まず第1印象としては、写真で見るよりもずっとカッコいい!ということ。
旧型ディフェンダーのようにカクカクした感じではなく、やや丸みを帯びたデザインです。カワイイ系かと思いきや、実物は結構男前です。
試乗車はバンパーまで全てブラックアウトされたカラーリングでしたので、それも効いているのかもしれませんね。
インテリアの洗練度が高い!
インテリアは水平基調のスッキリデザイン。荒れた道を走るときに、車の傾きが分かりやすいようにするための機能的なデザインです。
ゴテゴテすぎず、シンプルすぎず。でも、なんだか新しい感じがしてカッコいいですよね。
このインテリアだけで欲しくなるような、とても洗練されたデザインです。
高級感はそこまでないのですが、ディフェンダーにそれは求めていないのでOKですね。
メーターパネルはオプションのフル液晶パネルでした。
いざ試乗!
今回試乗したディフェンダーは、エアサス仕様でした。スイッチ一つで通常の最低地上高218mmから、-40mm~+145mmの範囲で車高を変えられます。
ちなみにレスオプション仕様(コイルサス)もできるそうです。
魔法のじゅうたん!
乗り心地は非常に良いですね。陳腐な表現ではありますが、「魔法のじゅうたん」レベルです。走り出した瞬間から、その洗練度の高さがひしひしと伝わってきます。
SUVの中でもトップクラスだと言ってよいと思います。
ちょっとした不整地も走ることができたのですが、段差を越えた際も驚くほどのフラットライド感を維持します。
賛否両論なモノコックフレーム
この乗り心地の良さは、エアサスはもちろんですが、ラダーフレーム構造を捨てて、モノコックフレームになっていることが効いているのでしょう。
他の本格SUV、例えばランクル300、メルセデスのGクラス、ジープラングラーJL、JB64ジムニーはラダーフレーム構造を踏襲していることを考えると、ディフェンダーがラダーフレームを捨てて良いのだろうか。という思いも無いわけではありませんが...
でも乗り心地の良さを味わうと、コレはコレで良いじゃないか。と思い始めてしまいます。
私はJK型のジープラングラー(ラダーフレーム)に乗っているのですが、家族からも不評なほど、とても乗り心地が悪いのです。
ですので乗り心地の非常に良いディフェンダーはとても羨ましいですね...
2.0L 4気筒ターボも元気よい
2.0L 4気筒ガソリンターボエンジンも元気良いですね。2,420kgとかなりのヘビー級ボディですが過不足なく走らせます。
回転フィーリングも悪く無い印象でした。ただし燃費はあまりよくないという噂です。
釣り車としてはどうか
間違いなく、釣り車としても最高レベルですね。
エアサス+モノコックフレームの優雅な乗り心地は、釣り場までのハイウェイも不整地も超快適に走り抜けることが出来ます。
ボディサイズもちょうど良いですね。例えばランクル300のように大きすぎることがないため、狭い釣り場でも取り回しに苦労することはほぼ無いでしょう。
また、ハンドル切れ角も大きくボクシーなボディは見切りも良かったです。初めて運転しても車両感覚がすぐに掴みやすい印象でした。
ワンテン(110)でしたら室内長もかなりあるためワンピースの釣竿の積載も問題ないですね。
う〜む、これは欲しいぞ...
ちなみに、この仕様で700万円〜800万円とのことでした。700万円払って2.0Lの4気筒か...という部分は少し気になりますが、それは古い考えなのでしょう。
以上、ランドローバー ディフェンダー110の試乗記でした。