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3学期、子どもの繰り上がりの計算、九九ができない!算数の専門家が解説!親ができる簡単な教え方

ナナホシ教育/子育て/学校

 子どもの算数の計算について、お悩みのママさん、3学期も残りわずかですね。子どもたちは、次の学年に向けて頑張っていますか?算数の計算は、子どもたちの学習にとってとても重要なスキルです。でも、計算が苦手な子どももいるかもしれません。繰り上がりの計算や九九や分数の計算など、難しく感じることもあるかもしれません。そんなとき、親としてどうやって子どもを助けてあげられるのでしょうか?この記事では、計算が苦手な子どもへの簡単な支援方法をご紹介します。

繰り上がりの計算ができない子どもには、10の合成や分解を教える

 繰り上がりの計算ができない子どもは、10の合成や分解が苦手なことが多いです。10の合成とは、1と9や2と8など、足して10になる数のことです。10の分解とは、10を3と7や4と6など、分けることです。これは、繰り下がりの計算をするときにも使います。10の合成や分解ができると、繰り上がりの計算も楽になります。例えば、7+8は、8を2と6に分けて、7+2=9、9+6=15と計算できます。

 10の合成や分解を覚えるには、カードや指を使って練習しましょう。カードには、数字や式を書いておきます。指は、数を数えるときに使います。子どもが不安にならないように、指を使わせてあげてもかまいません。カードや指を使って、10になる数や式を言ったり、暗記したりしましょう。ポイントは、頭の中で考えられるようになることです。子どもができるようになるまで、一緒に応援してあげましょう。

九九を覚えていない子どもには、少しずつ練習させる

 九九を覚えていない子どもは、一気に覚えようとすると、疲れてしまうことがあります。九九は、一つずつ段を覚えていくのがいいです。練習の仕方も、だんだん難しくしていきましょう。例えば、最初は、式と答えがふりがな付きで書かれたカードを見て言います。次に、ふりがななしで書かれたカードを見て言います。その次に、式だけが書かれたカードを見て答えを言います。そして、かける数だけが書かれたカードを見て式と答えを言います。最後に、指を折ってかける数を確かめながら言います。このように、段階的に暗記力を高めていきます。

 九九を覚えるには、楽しく練習することが大切です。家庭でも、遊びながら学習できる方法を試してみましょう。例えば、サイコロを使って出た目をかけたり、時間制限を設けて競ったり、正解したら拍手したりしましょう。これは、子どものやる気や自信を高める効果があります。子どもができるようになるまで、一緒に楽しみながら練習しましょう。

分数の計算ができない子どもには、分数の意味や大きさを教える

 分数の計算ができない子どもは、分数の意味や大きさがわかっていないことが多いです。分数は、一つのものを等しく分けたうちのいくつ分か、または、分子を分母で割った答え(商)などを表します。分数の意味や大きさを教えるには、図や具体物を使って見せてあげましょう。例えば、円や長方形などの形を分割して、分数の分子や分母が何を表すかを見せます。また、ピザやチョコレートなどの食べ物を分割して、分数の大小を比べます。分数の計算をするときには、分数の単位を揃えることが必要です。分数の単位を揃えるには、同じ大きさの分数を探すとよいです。例えば、1/2と2/4は同じ大きさの分数です。分数の単位を揃えると、分数の計算がしやすくなります。

 分数の計算が苦手な子どもには、分数の意味や大きさを理解させることが大切です。また、少しずつ計算できるようにしていくことも重要です。子どもができるようになるまで、一緒に分数の世界を探検しましょう。

まとめ

 子どもの計算力を伸ばすには、親としてできることがたくさんあります。子どもの特性やレベルに合わせて、柔軟に支援してあげましょう。子どもが楽しく学習できるように、一緒に頑張りましょう。

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