人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「好きな花があるとき、人はそれを…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はブッダ(釈迦)の名言をご紹介します。ブッダ(紀元前566年頃~紀元前486年頃)は古代インドの宗教家で、仏教の創始者として知られています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいブッダの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「好きな花があるとき、人はそれを…」英語&和訳(偉人の言葉)
「好きな花があるとき、人はそれを摘む。本当に好きな花があるとき、人はそれに毎日水を与える」
ブッダ(古代インドの宗教家)
諦めること。腹が立ったら諦める。
母親とよくけんかをするのですね。最近気が付いたことがあって、父親に対しては母親ほど怒りを感じないのですよね。腹の立つことをされても母ほど父には怒りを感じない。なぜだろうと。「諦め」なのではないかなと。
父に対しては期待がないのですよね。「ここを直してほしい」とか、そういう期待がない。諦めているのですよね。「あの人に何を言ってもしょうがない」と。
父はお酒を飲むのですが何度も飲みすぎて失敗しているのですよね。人に迷惑を掛けている。ただ、怒りは湧いてこないのですよね。何を言ってもお酒はやめられないということが分かっているので、怒るだけ無駄だと。諦めているのですよね。
母に対してはまだ期待がある。「話せば分かってくれるのではないか」という期待。
母はマイナス思考なところがあるのですね。物事を悪い方に悪い方に考えてしまうところがある。そういうところを直してほしいのですよね。変わってほしい。変われるという期待もある。だから諦めきれない。
腹が立ったら諦める
仏教には「縁起」という教えがあるそうなのですね。これは「全ての現象、全ての存在は互いに深く関係し合っていて、完全に単独で存在するものなど何一つない」という考えで、例えばお米。お米は食べ物ですよね。お米が食べ物なのはそれを食べる人がいるからで、食べる人がいなければお米はただの植物になる。
マイナス思考は良くない。人は常に前向きでなければならない。果たして本当にそうなのだろうか。
長所、短所などというものは存在しないのだと。あるのはただ個性だけ。個性は見る人によって長所にもなれば短所にもなる。体重が重いことは相撲取りにとっては長所、競馬の騎手にとっては短所なのですよね。
人によって時間に正確な人が好きな人もいれば時間にルーズな人が好きな人もいる。私は時間にルーズな人の方が好きなのですよね。
自分の価値観を押しつけてはいけない。長所、短所というのは見る人によって変わるのだと。
諦めること、ありのままを受け入れること。それが自分にとっても相手にとっても一番楽な生き方なのではないかと。
人生に悩んでいる人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はブッダの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『ブッダ(釈迦)の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ブッダの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「全てを理解することとは全てを許すことである」
ブッダ(古代インドの宗教家)
「思いやりの対象に自分自身が含まれていないなら、その思いやりは不完全な思いやりである」
ブッダ(古代インドの宗教家)
「闇で闇を消すことはできない。闇を消すことができるのは光だけである。憎しみで憎しみを消すことはできない。憎しみを消すことができるのは愛だけである」
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(アメリカの人権活動家)
お読みいただき、ありがとうございました!