【京都市】東山区『八坂の塔』は海外の人からも人気ある映えスポット♪
京都のシンボルの一つとされる八坂地区の「五重塔」は通称「八坂の塔」と呼ばれ京都の人からも愛されています。TVや映画、ドラマや雑誌など、京都に関わるものだと一度はどこかで目にしたことある有名な塔ですね♪
実際、「八坂の塔」の写真をどうしても夕方に撮影したいと懇願されて海外のお客様を何人かお連れして、夕日とともに美しい「八坂の塔」を拝見することができ感動しました♪
さて、そんなよく知られる「八坂の塔」の存在は知っていても、実際になんなのか知らない人のほうが多いかもしれません。
伝承によれば、「五重塔」は592年に、「聖徳太子」が如意輪観音の夢でのお告げにより建て、その際に仏舎利を三粒収めて『法観寺』と号したそうです。
聖徳太子開基説は『山城州東山法観禅寺仏舎利塔記』に記されていますが、信ぴょう性に議を唱える人もいるそうで、7世紀ごろの瓦がでてきたことから、渡来氏族である八坂氏の氏寺として創建されたという見方が有力だそうです…
高さ46mで東寺、興福寺の五重塔に次ぐ高さだそう。東山に美しく映える「八坂の塔」は、重要文化財。初層内部には大日如来を中心とする本尊・五智如来像を安置しています。
境内は、いつも公開されているわけではないのですが、塔のなかでは仏像・壁画や礎石・心柱などが初層部で見れます。
今ある「八坂の塔」は、火事で何度か消失したのちに、室町幕府6代将軍・足利義教により再建されました。
境内には開基といわれている聖徳太子の「太子堂」もあり、中では源頼朝・北条貞時・足利尊氏・足利義政なども祀られています。後白河法皇と対立したが源義経らにより滅ぼされた木曽義仲(源義仲)の首塚もありますよ…(木曽義仲の墓は滋賀県大津市にあります!)
美しい「八坂の塔」は、東山とともに、祇園や清水寺、そして八坂神社の周辺を観光する時には必須の、最高のおススメ映えスポットですよ♪
八坂の塔(法観寺)
住所;〒605-0827 京都市東山区八坂上町388