（YouTubeへのリンクです）→ 【ベアリング奉納の儀式】ベアリング圧入がすっごく楽になる！「冷凍庫」と「ヒートガン」に感謝したい≪ヤマハ DT50初期型レストア計画 seazonⅡ⑧≫

皆さんこんにちは！ＤＩＹ道楽のテツです。
ただいま、ヤマハ ＤＴ５０（初期型？）をレストアしております。

てことで、ベアリングがまとめて届きました～

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今回は車体の主だったベアリングをまとめて交換しちゃいます

交換するベアリングは大きく分けて二つ

①ステアリング周りのステムベアリング

②前後輪のホイールベアリング　

･･･　です！

さて、ベアリング交換と言うと、世の中にはペアリングインストーラーというとても便利な道具があるのですが、あいにく私はそのようなものを持っておりません

なので、これまで、ベアリング交換というとひたすらハンマーでぶっ叩いていたのです

ぶっ叩くと言ってもきちんと外側のレースだけを叩くようにしたり、それなりに配慮はしていたものの、やはりベアリングを叩くという行為は、それなりに気になってしまうもの

だけど先日、DT50のエンジンを組む時に、クランクケースをホットプレートで温めて、ベアリングは冷凍庫で冷やすという方法を試してみたところ、これが場所によっては叩くことなく、スコンとはまるという奇跡のような光景を体験することができました

そこで私は、「ベアリング圧入作業はひと手間加えるだけで労力は半分以下に減るもの」ということを遅ればせながら学んだので、今回の車体のベアリング交換もこれまでと違って一手間加えてやりたいと思います

というわけで、作業開始しましょう〜

ベアリングは全部冷やす組なのですが、ベアリングのレースは取り付く場所によって冷やすべきか、加熱するべきか別れます。これを間違えると大変なことになるので、事前にしっかり確認しておきます

というわけで、ベアリングとレースを冷凍庫へ

その間にステムの下側のレースをヒートガンで加熱して

アンダーブラケットに圧入します

エンジンの時みたいにスコーンと入りはしなかったものの、古いレースを当てがって、パイプでコンコン叩いてやったら、いともあっさり圧入出来ちゃいました

今までは結構叩いていたものがこんなに簡単に入ってしまうなんて…　これはなかなか幸先がよろしいようで!!

調子に乗ってどんどん作業していきましょう

フレームのネック部分をヒートガンで温めます

ここはさすがに塗装した後なので、ガンガンには加熱できませんが、手で触って熱いと思えるぐらいに加熱した上で、冷凍庫から出しきたレースをはめ込みます

最初少し抵抗があるように感じたのですが、こちらもシールドライバーで軽く叩いただけで入っちゃいました

下側のレースに比べて、上側のレースはちょっと固かったですが…

それでも何もしてない時よりは全然楽チン!! 叩く時の傷を気にする暇もなくあっさりと圧入完了♪ ε٩( º∀º )۶з

いつもそこそこ時間がかかってしまうステムのレース圧入がこんなに簡単に終わってしまいました

そして、引き続いてホイールのベアリング圧入に取り掛かっていきましょう

まずはホイールをヒートガンで出来るだけ温めてから、キンキンに冷えたベアリングを置いていきます

なぜか半分までスポッと入ってくれたので、あとはシールドライバーでコンコン叩いていくのですが

これも驚くほどあっさり入ってくれました！！！

こんなに簡単に入ってしまうなんて…

拍子抜けするほど簡単にホイールのベアリング圧入完了、試しに回してみたら、音もなくいつまでもクルクル回ってくれました

バッチリオッケーでしょ〜!!

(≧∇≦)b

ステムベアリングも

サクサク組み立てます

あんなにギコギコ言っていたステアリングがスムーズに動くようになりました♪

これまでベアリングを叩いて圧入していたのが気になっていたので、そろそろベアリングインストーラーを買わなきゃなと思っていたのですが… まさか冷凍庫で冷やすだけでこんなに簡単になってしまうとは思いにもよりませんでした

単純に熱収縮や熱膨張を利用した方法なのですが… いやー、何事もちゃんとひと手間かけてやってみるもんですね

昔から急がば回れとはよく言いますが、一つ一つの作業を丁寧にやることの大切さを痛感した45歳の春でした…

よかったら皆さんもトライしてみてください

また、YouTube動画の方ではもっと詳しく解説していますので、お時間のある方はぜひとも見てくださいね

今回もご視聴ありがとうございました〜!!

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