【甲府市】8/27まで!山梨県立美術館「ミレーと4人の現代作家たち-種にはじまる世界のかたち-」
こんにちは!
地域情報発信クリエイター甲府市担当のPONです。
先日夏休みを利用して、山梨県立美術館へ行ってきました。
開館45周年記念の特別展「ミレーと4人の現代作家たち-種にはじまる世界のかたち-」を観てきたので、様子をお伝えしたいと思います。
なお、今回の特別展は、今週末8/27までとなっています。
山梨県立美術館のホームページによると、
とのこと。
ミレーの画風が山梨県の風土にも合っていたとも言われ、山梨県立美術館には、ミレーの作品が数多く収蔵されています。
また、今回開催された特別展は、開館45周年を記念したものです。以下、ホームページから引用しました。
ミレーの作品群とともに、現代作家さん4人の作品を鑑賞することができます。
4人の作家さんそれぞれ4つの部屋にわかれて展示されていました。
簡単にですが、紹介していきますね!
山縣良和さん 移動、創造
会場に入って、目を奪われるのは、等身大の作品の数々。
山縣良和さんは、writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)を手掛けるファッションデザイナーであるとともに、ファッション表現の実験と学びの場としてcoconogacco(ここのがっこう)を主宰する教育者としての顔を持つ作家さんとのこと。
ファッションに関する作品も多くありました。
ミレーの作品とともに、山縣さんの作品が展示されていました。
淺井裕介さん 大地
2つ目の部屋にはいると、ダイナミックな作品が!
実はこの作品は、淺井裕介さんの、土と水で描く「泥絵」シリーズというもの。
淺井裕介さんの「泥絵」シリーズとは、制作を行う地域で、土や水を採取し、またその過程で出会った人々との交流や、その土地での様々な体験を想像力の源として、生命力溢れる作品を制作されています。
ミレーの代表作である《種をまく人》も、まるで土で描かれているようだと言われることもあるなど、「大地」はミレーを象徴する重要なモチーフとも言えます。
ずら~り並ぶのは、山梨県内の神社、農地、美術館の敷地内で採取された土。
土と言っても、こんなに色が違うことに驚きました。土を用いて描かれる大胆かつ繊細な作品は、ぜひ観てほしいと思います。
丸山純子さん 再生、循環
3つ目の部屋は、丸山純子さんの作品です。
丸山純子さんは、身の回りのものを素材として用いて制作する作家さんです。
よく見ると廃材やビニールのレジ袋から制作されています!
ミレーは、農民や農村の生活を数多く描いています。日常生活の尊さや、またその生活が、自然のサイクルの一部であることを伝えるかのようであると考えられます。
ミレーの作品とともに、素材に再び命を吹き込むかのように作られた丸山純子さんの作品を観ると、何か感じるものがあるのではないでしょうか。
志村信裕さん 人、家畜、生活
志村信裕さんは、映像を主な表現媒体として用いる作家さんです。
今回の特別展では、スペインと日本のある風景が交互に映し出される映像作品を観ることができます。映像のため、どこを写真に撮ったらよいのか迷ってしまい、撮れませんでしたので、ぜひ実際に見に行ってほしいと思います。
簡単にですが、山梨県立美術館 開館45周年記念 特別展「ミレーと4人の現代作家たち ─種にはじまる世界のかたち─」をご紹介しました。
ぜひ、ご自身の目で見て、感じて頂けたらと思います。
今週末8月27日(日)までとなっていますので、気になる方はお早めにお出かけくださいね!
山梨県立美術館
開館45周年記念 特別展「ミレーと4人の現代作家たち ─種にはじまる世界のかたち─」
期間:2023年7月1日(土)〜8月27日(日)
会場:山梨県立美術館 特別展示室
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館) 、7月18日(火)
観覧料:一般 1,000円(840円)、大学生 500円(420円)
※( )内は20名以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒、県内65歳以上、障害者手帳の持参者および介護者は無料
※本特別展チケットでコレクション展も観覧可