【京都市】京都水族館のペンギンがかわいすぎる!展示企画「Happy3 Penguins」開催中
2023年3月11日(土)〜5月14日(日)の期間、京都水族館では展示企画「Happy3 Penguins(ハッピーハッピーハッピーペンギンズ)」が開催されています。
2022年冬に誕生した3羽のペンギン「さい」「れい」「みぶ」の成長の記録がわかりやすくまとめられた展示となっています。
3羽のペンギンをふくむ、京都水族館で飼育されている62羽のペンギンたちの愛くるしいようすは時間を忘れて、いつまでも眺めていられるほど。
さまざまな角度からペンギンたちを観察できる工夫がされている京都水族館。春休みのお出かけにおすすめです。
展示企画「Happy3 Penguins(ハッピーハッピーハッピーペンギンズ)」の内容
実は、ケープペンギンは生後約70日で成鳥と同じ体長・体重になるそうです。(「亜成鳥」といいます)
なので、2022年11月26日(土)〜12月4日(日)にかけて孵化した3羽のペンギンたちはすでに亜成鳥にまで育っています。
「えー! 赤ちゃんのころも見たかったー!」そんなわたしたちの気持ちに応えてくれるのが、今回の展示企画「Happy3 Penguins(ハッピーハッピーハッピーペンギンズ)」というわけですね。
かわいすぎ!3羽が孵化してから巣立つまでの映像
1F「ペンギンの洞窟」では、「さい」「れい」「みぶ」の3羽が孵化してから64日齢までの記録を4分弱にまとめた映像を見られます。
飼育員さんの手のひらの上で寝ているようすやバケツに入って体重測定するようすなど、かわいすぎるシーンばかりです。
わたしは、まるで孫のアルバムを眺めるおじいちゃんのように見入ってしまいました。
展示パネルと「足あとスタンプ」で成長過程がわかる
「ペンギンエリア」の手前にある1Fの休憩スペースでは、ケープペンギンの成長過程がわかるパネルが展示されています。
ここではペンギンの足形スタンプを押せる「Happyすくすくシート」が配布されています。
「さい」の7日齢、17日齢、30日齢の実物大の足形と、成鳥の実物大の足形がスタンプになっているんですね。
実際にスタンプを押してみると、ものすごいスピードで成長しているようすを実感できます。なんと孵化後30日で成鳥とほぼ同じ大きさに!
4つのスタンプを押して持ち帰れるのがうれしいですね。良い記念になりそうです。
ぷかぷか浮かぶペンギンがかわいい!オリジナルのホットドリンクを限定発売
館内にある「かいじゅうカフェ」では、「ぷかぷか☆ペンギンブルーラテ」が販売されています。
カフェラテの上にホイップクリームがたっぷりとのせられ、マシュマロでできたペンギンをトッピング。バタフライピーのパウダーで、プールの青さを表現しています。
期間限定・数量限定なので、気になる場合はお早めに。
いつまでも見ていたい!見どころいっぱいの「ペンギンエリア」
京都水族館ではペンギンたちの暮らしをいろいろな角度から観察できるように展示が工夫されています。
1F・ペンギンの洞窟
オットセイやアザラシの展示プールを過ぎ、館内に入ると目の前にあるのが「ペンギンの洞窟」です。
ここは、2Fの「ペンギンエリア」のちょうど下にあたる部分で、タイミングが良ければペンギンたちが泳いでいるようすを見られます。
まるでペンギンが空を飛んでいるように見えるスポットもあります。
もしもプールにペンギンが泳いでいなかったとしても、しばらく待っていると登場してくれるかも。
「ペンギンの洞窟」には、ほかにもケープペンギンの羽毛や卵も展示されています。
2F・ペンギンエリア
「ペンギンの洞窟」のあとはしばらく「京の海」ゾーンが続きます。
休憩スペースを過ぎ、スロープに出ると、いよいよ「ペンギンエリア」です。
「ペンギンエリア」のまわりはスロープになっているため、ペンギンと同じ目線で観察できるポイントもあります。
ペンギンたちは人に慣れているのか、スロープのすぐそばまで近づいて来てくれます。もうかわいすぎ!
「ペンギンエリア」では、タイミングによってはいろんなシーンを観察できます。
例えば、こちらのペンギンは飼育員さんに持ち上げられて、足の裏をきれいに拭いてもらっているところ。
こちらでは、飼育員さんが手に持っている魚を目当てにたくさんのペンギンたちが集まっています。
エサの時間かなと思って見ていたのですが、実はこれ、体重測定をするために、ペンギンたちを分散させているそうです。
こちらが体重測定待ちのペンギンたち。
飼育員さんがペンギンを1羽ずつ体重計に誘導し、手際良く記録されていました。ペンギンのかわいさだけでなく、飼育員さんの動きに注目するのもおもしろいですよ。
ペンギンたちの見分け方
現在、京都水族館では62羽のペンギンが飼育されており、1羽ごとに「京都の通り」にちなんだ名前が付けられています。
1Fの「ペンギンの洞窟」の近くには、ペンギンたちの相関図が書かれた大きなパネルも。
ですが、正直なところ、パッと見ただけではどの子がどの子なのかサッパリわかりません…
そこで注目したいのがペンギンたちに着けられている“バンドの色”です。
オスは右、メスは左の羽根にバンドが着けられており、1羽ごとに色の組み合わせが異なっています。
なので、ペンギンが着けているバンドの色を確認して、壁に貼られている大名鑑と照らし合わせればどのペンギンか特定できます。
「えー! それは大変!」きっとほとんどの人がそう思うでしょう。
なんと京都水族館では「ぺんたごん」という個体を識別できるシステムを構築しています。
バンドの色を確認して、「ぺんたごん」で検索するとその場で確認できました。これは便利!
ちなみに、飼育員さんはバンドの色だけではなく、おなかの黒い斑点もようや、ヘアスタイル、歩き方など、いろいろなポイントで見分けているそうですよ。さすがですね。
京都水族館の行き方
京都水族館は、JR山陰本線・梅小路京都西駅から徒歩約7分、各線・京都駅から徒歩約15〜20分で到着します。
京都駅の中央口の近くにはペンギンのモニュメントが設置されているので、ぜひ探してみてくださいね。
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京都水族館
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住所 |京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
電話番号 |075-354-3130
営業時間 |10:00〜18:00 ※ 営業時間は日によって異なります。京都水族館のHPでご確認ください
休館日 |なし(年中無休)
HP |京都水族館