2024年1月1日より、浜松市の行政区が7区から3区に変わることが発表されました。今まで「中区、東区、西区、南区、北区、天竜区」だったのが「中央区、浜名区、天竜区」の3区となります。様々な理由があったのかと思われますが、今回の区の再編により、とある地域が消えてしまうようなのです。

「浜北」が消える！？

今回の「区の再編」により、とある地域が消えてしまうのではないかと懸念されております。それは「浜北」です。

もともと「浜北」という地名は、2007年4月1日浜松市が政令指定都市となる以前は「浜北市」として存在。

浜松市が政令指定都市移行後には「浜松市」の「浜北区」として編入したという経緯があります。

今回「区の再編」によりその「浜北区」が「浜名区」となるため、事実上「浜北」という名前はなくなってしまいます。

「浜北に住んでいる」という表現は、今後通じなくなるのかもしれません。

また「浜松市浜北文化センター、浜松市立浜北図書館、浜松市浜北温泉施設あらたまの湯」など浜北を表す施設名が現状多数あり、施設名等がどうなるのか。そのへんを浜松市に聞いてみました。

「浜北」という地名はなくなる？

浜北という地名はなくなるのか「浜松市 区再編推進事業本部」に確認したところ……

とキッパリなくなることを明言。

ただし、浜松市浜北文化センター、浜松市浜北温泉施設あらたまの湯など、浜北を含む市の施設の名称は変更しないとのことなので、地名はなくなるが「名残」は残るものと思われます。

いずれにせよ「浜北」という地名は今後なくなることが確定したので、いまのうちに「浜名」という表現に慣れておくのが良いのかもしれません。

いや、「浜名」という地名のほうが古くから存在するので、むしろ元に戻ったと考えると、この地方の深い「歴史」と「重み」を感じられると思われます。