【札幌市】ジャンプ観戦のシーズンがやってきました。大倉山への行き方とオススメ観戦方法を紹介します
観光客の方は行ったことがあるという人は多い中、地元の人は行ったことがないという人も多い大倉山ジャンプ競技場。
札幌でのスキージャンプの大会は、今シーズンもラージヒルの大会は大倉山ジャンプ競技場、ノーマルヒルの大会は宮の森ジャンプ競技場で行われます。今回は、大倉山ジャンプ競技場への行き方とオススメ観戦方法を紹介したいと思います。
まず大会の日程をチェックするところからになりますが、札幌スキー連盟の2024年ジャンプ競技日程のページがわかりやすく表でまとめられているので、参考になると思います。
注意事項その1 大会日は、競技場まで車では行けません。
大会の無い普段は大倉山ジャンプ競技場にある駐車場が利用できますが、大会日には、駐車場どころか、駐車場へ行く道に警備の方がいて、一般車両は入れなくなっています。競技場までは、シャトルバスを利用するか、タクシーを利用するか、徒歩で行くしかありません。
1月13日、14日に開催する女子のワールドカップと、2月17日、18日に開催する男子のワールドカップの時には、円山動物園のところにある「円山第一駐車場」が無料臨時駐車場として利用することができますが、そこから徒歩で行くとなると30分以上はかかるかと思います。なのでシャトルバスの利用がオススメです。ただし「円山動物園正面」からのシャトルバスは、「円山バスターミナル」からやってくる途中の停留場になるので、ほぼ満員状態のバスだと数人しか乗れません。そのため、ずいぶんと待つことになった経験があったことをお伝えしておきます。
・シャトルバス
大会日は、地下鉄東西線「円山公園」駅に直結の「円山バスターミナル」3番のりばから、大倉山ジャンプ競技場までのシャトルバスがあります。料金は片道大人210円ですが、1月13日、14日に開催する女子のワールドカップと、2月12日に開催する雪印メグミルク杯、2月17日、18日に開催する男子のワールドカップのシャトルバスの運賃は無料です。運行時間に関しては、往路は競技開始時間によって違うので、特に運賃無料の時のシャトルバスはチェックをしたほうがいいです。
・くらまる号
普段から大倉山に行くシャトルバスとして「くらまる号」があります。料金は片道大人210円。ジャンプ大会用のシャトルバスに乗り遅れたとしても、4番のりばから、9時台から16時台の1時間に1本(毎時15分)ある「くらまる号」に乗れば大倉山ジャンプ競技場に行けます。何故、運賃無料の時のジャンプ大会用のシャトルバスはチェックをしたほうがいいとお伝えしたかというと、「くらまる号」は運賃無料の対象外のバスなのです。
・タクシー
道路状況にもよるかと思いますが、円山バスターミナル付近からタクシーに乗ると1200円前後で大倉山ジャンプ競技場に到着すると思います。とはいえ、私がタクシーに乗ったことがあるのは、何年も前の話ですので、もっとかかるかもしれませんが2000円まではいかないと思います。円山バスターミナル付近はタクシーが拾いやすいですが、無料臨時駐車場のある円山動物園付近はタクシーどころか一般車も少ないので要注意です。
注意事項その2 競技開始時間は、かならずチェックしてください
大会によって競技開始時間が違います。そして、一番注意してもらいたいのは、テレビ局のスキージャンプの宣伝は放送時間です。大会開始時間ではありません。これを間違えて、ジャンプ場にやってくる方が本当にとても多いのです。先日、中止になってしまった1月8日のHBCカップでも、大会が中止になって帰る時に見に来たという方が何人もいて、放送時間よりもちょっと前に来たら見れると思っているようで。テレビ放送が行われるテレビ局の冠試合のジャンプ中継は、すべての選手の飛んでいるところを放送しているわけではないので、放送時間に合わせて大倉山へ行くと、天候不良で開始時間が遅れているとき以外は間に合わないです。
・競技開始のどのくらい前に行くといいのか
スキージャンプは、2本飛んだ合計の点数で競うため、競技開始時間というのは、1本目のジャンプ開始時間です。開始1時間くらい前から試技があります。私は、多くの選手が登場する大会だと競技開始が早いため、試技の途中からか1本目の途中から行くときもあります。ワールドカップだと飛ぶ選手も少ないので、試技開始前にはたどりついていたいと思って行動しています。
チケット
前売り券がお得です。そして、前売り券よりも先に是非チェックしてもらいたいのは、テレビ局の冠大会は、テレビ局のホームページに無料のダウンロードチケットがある場合があります。プリントアウトをして持って行くようになっていますが、これで無料観戦が出来るというのはありがたいかぎりなのです。そして、大会を見に行ったときの帰りに別な大会チケットの招待券をいただけることもあるので、前もって前売り券を買うというよりも、私は招待券がない場合などには、前日までに前売り券を買うようにしています。当日券売場もシャトルバスを降りたらすぐにあるのでわかると思います。
フード
大倉山ジャンプ競技場内で、大会の時にキッチンカーが登場するときと、登場しないときがあります。そんなときにもオススメなのが、アネックス1階にあるカフェ ルポ。REPOSと書いてルポと読むんですね。フランス語なんですね。こちらのパンは、とても美味しいです。
どこで観戦するか
大雑把にわけると3か所になるかと思います。是非参考にしてくださいね。
1 ブレーキングトラック付近
飛び終えた姿を近くでみれるブレーキングトラック付近。どこの競技場でも、このあたりは観戦エリアになっています。なので、一番観戦している方の多いゾーンです。
2 ランディングバーン付近
選手が飛んでいたり、着地したばかりの姿を近く見れるのは、ランディングバーン付近。私は、このゾーンで、選手が風を切って飛んでいる音や、飛んでいるのを真横に近い角度から見れるのがお好みで、K点付近で観戦しています。
3 建物内
フランス料理「ヌーベルプース大倉山」では、ジャンプ大会チケット付きランチコースというのもあるようですが、観戦しながら食事が楽しめるというものではないようです。写真には入りきらなかった手前のミュージアム1階では、中から飛んでいる姿が見えますので、中で見ている方もいます。ただ、このエリアが狭いので、だいたいは座れないんです。
私は、1月8日のHBC杯に行ってきたものの、天候不良で中止になってしまって残念でした。併設しているミュージアムでは1月15日から3月31日まで「野球日本代表 侍ジャパン展」も行われるようですので、次回ジャンプ観戦の際にも寄る予定です。
大倉山ジャンプ競技場
札幌市中央区宮の森1274
総合案内 011-641-8585
大会に関する問い合わせ先は、札幌スキー連盟 011-221-1661