5年間使った枕を洗ってみたら…驚愕の汚水!臭い・汗・汚れをごっそり落とす【洗濯機で簡単!3ステップ】
洗濯研究家の平島 利恵です。
人は一日のうちの1/3を睡眠時間にあてています。つまり、1日の1/3は枕の上で過ごしているということです。
長時間肌に触れる枕のお手入れはしていますか?
今回は、スタッフが5年間洗っていない枕を洗ってみたところ、衝撃の汚水が…!
もしかするとみなさんの枕も、このくらい汚れが蓄積しているかもしれません。
【動画】5年間洗っていない枕を洗ってみた結果…
ご自身の枕のニオイは気になりにくいものです。でも、ご家族の枕の臭いを嗅いでみてください。きっと驚くと思います。
枕カバーを付けていても、枕本体は汗・皮脂・よだれなどの汚れが付着し、ニオイが蓄積しやすいアイテムです。
枕のお手入れは「干すだけ」という方も多いと思いますが、実は多くの枕が丸洗いできるので、夏前に汚れをしっかり落としませんか?
ニオイも汚れもスッキリ!枕の洗い方
洗える枕は半年~1年に一度は丸洗いしましょう。
洗濯前のチェック
洗える枕かどうか、枕の洗濯表示を確認します。表示がない場合、素材から判断することもできます。
一般的に洗える枕の素材
- パイプストロー
- ポリエステル
- ダウン
- コルマビーズ
一般的に洗えない枕の素材
- そばがら
- 低反発ウレタンフォーム
- 羽毛
洗えない素材のものは、そばがらは天日干し、ウレタン・羽毛は陰干ししましょう。こまめに枕カバーを変え、清潔に保ちます。
用意するもの
- アルカリ性粉末洗剤
- 2Lのペットボトル数本(中に水道水を入れる)
- 洗濯ネット
- ゴム手袋
ステップ1.お湯でつけ置き洗い
40度程のお湯を張り、アルカリ性粉末洗剤をよく溶かし、枕をしっかり沈めます。かなり水分を吸うので、洗浄液が足りないときは追加しましょう!
枕の上に、水道水を入れたペットボトルを置き、30分ほどしっかりつけ置きします。
ステップ2.洗濯ネットに入れ洗濯機で洗う
洗濯ネットに入れた後、すすぎ2回以上でしっかり洗います。
ステップ3.中までしっかり乾かす
洗濯後は、風通しの良い場所でよく乾かします。
素材により天日干しできる場合と、陰干しの場合があります。洗濯表示を確認しましょう。
一般的に、パイプストロー、ポリエステル、コルマビーズなどは天日干しできますが、ダウンの場合は陰干しします。
枕カバーは頻繁に交換を
1日のうちの1/3もの時間、肌に触れる枕カバーを交換しないということは、少し大げさにいうと下着を毎日変えていないのと同じようなものです。
枕カバーは、洗い替えを用意し、毎日交換しましょう。難しい場合は、タオルを敷くのも◎
枕カバーを清潔に保つことで、肌トラブルを減らすこともできますよ!
枕の汚れを落とすと、寝心地がぐんとよくなります。特にこれからは汗をかきやすい季節になるので、汚れとニオイをリセットして、睡眠時間をより快適にすごしましょう!