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【100均】定規によって長さが違う?!⇒検証結果にDIYアドバイザーが驚いた

kagome.lifeDIYアドバイザー

私達が普段使う「定規」が示す長さは、世界共通だと信じていますよね。

先日DIY仲間から驚きの事実を聞いたんです。実は定規によって示す長さに誤差があると…!にわかに信じがたいと思った私は、検証してみることにしました。

100均の定規から、ホームセンターの巻き尺、建築用スケールなど様々なタイプで検証しました。とても興味深い検証結果になりましたので、ぜひご覧ください。定規選びを考える機会になるかもしれませんよ。

定規の長さが違うは本当?!

巻き尺と定規で部門ごとに検証していきます。

巻き尺部門

こちらの3種類で検証します。左と中央は建築用、右は100均商品。

ずれないようにテープで固定し、巻き尺を伸ばしていきました。

1m地点ではまだどれも誤差はありません。

そのまま進み、一番短い2メートルの巻き尺がここで終わり。この時点でもまだ誤差はありません。

では3m地点まで進みます。

なんと、ここで誤差が生じています。それも約4ミリとかなりのズレがでました。

さきほどまでは誤差が無いように見えたのにどういうことなんでしょうか。ちなみに上が建築用、下が100均商品です。

定規部門

定規部門はこちらの3種で検証します。中央の短い定規は100均商品、それ以外は製図、建築用定規です。

どれもぴったりと同じ数値を示しています。

おまけ検証

中国製のカッティングマットでも試してみることにしました。

カッティングマットはややズレがありました。1ミリにも満たないですが定規部門と比べると明らかなズレがあります。

検証結果と私の見解

巻き尺とカッティングマットにズレがあることが分かりました。この検証結果を受けての私の感じたことは2つです。

①数値が大きくなればなるほど誤差がでやすい

巻き尺部門での検証では3メートルから途端にズレがでてきたことを考えると、長くなればなるほどその誤差は大きくなっていく可能性があります。

②JIS規格の有無

引用元:日本規格協会グループ
引用元:日本規格協会グループ

JIS規格とは、日本産業規格(Japanese industrial standards)の略で、日本の国家規格で、どんな製品でも数値が統一されています。

今回ズレがあった巻き尺とカッターマットは中国製で、JIS規格商品ではありません。そのため、海外製品と日本製品ではこのような結果になる可能性があります。

海外製品の落とし穴

また、安価な100均の定規はほぼ海外製です。海外製品同士を比べても長さが違う場合もあるのでお手元の定規を確認してみてもいいかもしれません。

まとめ

「定規によって長さが違う」は本当でした。普段の生活でそこまで数ミリ単位にこだわることは少ないかもしれませんが、家具の購入などでピッタリ測る必要がある時などは、JIS規格の付いている製品を選ぶと安心ですね。

DIYアドバイザー

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