Facebookのチェーンメールに注意! Jayden K. Smithの友情要求は無視!
KNNポール神田です。
昨日当たりから、Facebook界隈のメッセンジャーで下記の文章が転送されてくるようになった…。
一瞬、ウィルスや、乗っ取られてゾンビ化した知人だと思い、頭にピストルを打ち込む準備をするように、銃爪を指をかけFacebook友達から削除かと思ったが…「チェーンメール」だった。
この『チェーンメール』に反応してはいけない!
[注意]あなたのメッセンジャーリストにあるすべての連絡先に、Jayden K. Smithの友情要求を受け入れないように教えてください。
彼はハッカーであり、あなたのFacebookアカウントにシステムを接続しています。
あなたの連絡先の1人がそれを受け入れると、あなたもハッキングされるので、すべての友達にそれを知らせてください。
受け取ったとおりに転送されますので、このメッセージを指で押さえてください。
そうすると、真ん中の一番下右手に転送ボタンがあります。
それをタッチし、あなたのリストにある人の名前をクリックすると、それがあなたの友人達に送信されます
以上宜しくお願いします!
昨日は何通も同じようにFacebookのメッセンジャーにこの文章が届く。
ハッキリ言って、これを送って来る人は自分が『情報弱者』ですと吹聴してまわっているようなものなのだ。
ご本人は善行だと思っていることでも、これほど迷惑な事はない。ご存知のように FacebookメッセンジャーはいつしかFacebookの付随機能だったものが、いつしかいつでも独自のアプリとして、いきなり飛び込んでくるようになった。まるで「生首」がいつもスマートフォンの中にコロコロとメッセンジャーとして登場するのだ。
メッセンジャーで送るということは電話をかけるのと同等の行為
電話やメッセンジャーは緊急のツールであると思う。不必要に送られてきても困る。Facebookのコメントならば読んでも読まなくても対応できるが、メッセンジャーは解読率が非常に高いツールだからだ。
特にメッセンジャーや、チャットツールは最低限、要件があり、オンラインにいようがいないかにかかわらず、非同期でコミュニケーションするためのツールである。運が良ければリアルタイムに返答があるものと思った方がよい。
特に「メッセンジャー」の「通知」機能を許可してしまうと、自分の時間に突然、割り込んで来られる…。まるで席の後ろに上司がいるようなものだ…。「あの、ちょっと今いいかなぁ…?」の何気ない一言に集中が途切れてしまいリスタートして、再びテンションを上げるには、GDP損失につながる時間に影響するほどだ。
そう、どうでも良いことで「ボクや私の時間」を盗まないでほしい。
「チェーンメール」を送るという行為
ウィルスに侵されてわけでもなく、乗っ取られたわけでもないし…。そんなに善意でやったことで…と親切心一杯の人は思われるが…。まずは、その文面の一部からでも、自分からエビデンスを取る努力を行ったかどうかが問われる。
そう、「Jayden K. Smithの友情要求」を検索するだけで十分なのだ。
2017年7月当たりの「Jayden K. Smithの友情要求」に関する警鐘記事がヒットするのだ。そう、去年にもこの問題に頭をかかえているのに…また今更なのだ…。
その検索の努力を怠り、それを確かめもしないで、知人にメッセージを転送するというのは、インフルエンザに感染しているにもかかわらず、ノコノコと出社してくる人とまったく変わらない。
まずは、自分のまわりから被害を出さない。自分が発信源に加担しないという強い想いも必要だ。簡単に文面を信じて、良かれと思ってアクションを起してしてしまう。それが、一度ですめば良いが、そんなお人好しさんは、それを何度も何度も繰り返す。
まずは、自分で最低、一度は検索して確認してからアクションを興すこと。これはネット時代の最低限のリテラシーだ。自分が「情報弱者」だと自ら吹聴するのは、今日からやめよう!