知って納得!だから男の子は育てにくい!脳の特性から見る【男の子】が苦手なこと5選
男性と女性とでは脳の作りや特性が異なり、それによって得意なことや苦手なことも変わってきます。
もちろんそれは子どもの頃から言えることで、ママパパが特に頭を悩ませやすい【男の子育児】には、男の子の脳のメカニズムが大きく関わっているんです!
基本的に男の子は女の子よりも脳の成長が遅い部分が多く、それによって苦手なこともたくさんあります。
男の子の苦手を知ることで、男の子育児の理解不能だった「なんで?」の部分がわかるようになってきます!
▷脳の特性から見る「男の子の苦手なこと」5選
①失敗しないとわからない
男の子は物事を想像したり考えてから行動することが苦手です。そのため失敗して初めて、してはいけないことや痛いということを理解します。
高い所からいきなりジャンプしたり、危ない行動をするのはそのためです。
《ポイント》
失敗をすることは悪い事ではありません!
むしろ男の子は、小さいころに失敗した経験が多い子ほど、「やる気」のある子に育つと言われています。
あまりにも危ないことは注意が必要ですが、ある程度のことは見守り、たくさん失敗させてあげましょう!
②指示や話を聞くのが苦手
男の子は脳の「聞く力」が弱いため、相手の話を理解するのが苦手です。そのため、何度言っても同じことを繰り返して怒られやすいのです。
《ポイント》
長々話すのは、よけいに混乱させるため、短い言葉で簡潔に伝えることを意識しましょう!
また、一回で理解してもらおうと思わず『繰り返し伝えていく』ということを親が常に頭に入れておくことが大事です。
③「ダメ」と言われるのが苦手
男の子はダメだしされると、すぐにやる気を失いやすい特性があります。とくに2歳までに「ダメ」などの禁止言葉を言われ過ぎると、探求心のない子に育ちやすいと言われています。
《ポイント》
禁止言葉を言われ過ぎると、探求心ややる気をなくすだけでなく、なんでも親に聞かないと自分で考えられない子に育ちます。なるべく「ダメ」は少なくし、見守る子育てを心がけたいですね!
④集中するのが苦手
先ほど脳の「聞く力」が弱いというお話をしましたが、脳の「見る力」は優れているのが男の子。そのため動くものが気になったり、気が散りやすい特徴があります。
《ポイント》
自然の中で遊ぶことで集中力が養われると言われています。脳科学でも、自然に触れることは脳のワーキングメモリや実行機能を回復させる効果があるため、集中力や注意力が上がると言われています。
また、積み木やブロックなどの造形遊びも子どもの集中力をUPさせてくれるので、普段の遊びの中に取り入れてみてください!
⑤言葉で伝えるのが苦手
男の子は脳の「海馬」の発達がゆっくりなため、言葉を覚えるのが遅い子が多いです。そのためうまく言葉で伝えられず怒ったり、ママパパも何を伝えようとしているのかがわかってあげられないことも多いのではないでしょうか?
言葉で伝えられない分、手が出てしまう事も多くなります。
《ポイント》
言葉がわからない0歳から、たくさん声をかけてあげることが大切です。また、伝えようとしていることがわからなかったり、うまく言葉にできないときは、親が気持ちを代弁してあげる言葉をかけましょう!
「これができなくてイヤだったね」
「つみき高く積めて嬉しいね」
と、感情を代弁してくことで言葉を覚えていきます!
▷まとめ
手がかかると思われがちな【男の子】ですが、実は脳の特性によって、苦手なことがこんなに多かったのです!
わが子の理解不能な行動や、「なんで何度も同じことを…」「全く話を聞いてない!」などの困らせ行動も納得ですよね!
明日からは、息子の苦手部分に対しても理解してあげ、それをカバーする関わり方を意識してみてください!
また、「男の子はここが苦手だから」と思えると、ちょっと息子のことを大目に見てあげたり、今までより広い心で見てあげられそうじゃありませんか?(笑)
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最後までお読みいただきありがとうございました!