【夏越の大祓】谷保天満宮の茅の輪(ちのわ)をくぐって、今年の後半を迎えよう!(国立市)
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」をご存知ですか? 1年の前半が終わる6月の晦日に神社で行われる神事です。「茅の輪」と呼ばれる境内に設置してある大きな輪をくぐることで、今年前半の心身の穢れや罪を祓(はら)い清め、7月からの1年の後半に幸福と繁栄を迎えるためのに行われているそうです。
国立市谷保にある谷保天満宮でも昨年から「茅の輪」が設置されました。他の神社で拝見した茅の輪よりも、心なしか大きくワイルドな印象です。地元のカヤを使って作られたそうです。近くを通ると、カヤのよい香りが漂います。なんだか香りだけでも清められそうです。
実際に、茅の輪をくぐる前に「茅の輪のくぐり方」を確認してください。8の字に左へ1回、右へ1回、さらに左へ1回くぐります。シンプルですが、実際に回ってみると、「いま、どこ?」となってしまいますので、1人で心静かに茅の輪をくぐることをおすすめします。
また、こころの穢れを人形(ひとがた)に移して、わが身の代わりに清めていただく形代(かたしろ)もあります。詳しくは社務所にお声かけください。
茅の輪をくぐる様子を、境内の神牛も見守っています。
谷保天満宮 夏越しの大祓式
形代頒布 6月1日~6月晦日 (30日)
・社務所にて形代 (人形・車形) を上記期間頒布致します。
茅の輪くぐり 6月25日 (天神様の日)~6月晦日 ((30日)
大祓式 6月晦日 (30日) 午後3時
※大祓式ご参列の方は午後2時30分迄に社務所へお越し下さい
谷保天満宮
東京都国立市谷保5209
TEL:042-576-5123(谷保天満宮社務所)
アクセス:JR南武線谷保駅下車 徒歩3分
谷保天満宮公式HP
弁天池のまわりでは、まだ紫陽花も楽しめるかもしれませんよ。