厚別区、新札幌にある「札幌市青少年科学館」。今年、4月1日にリニューアルオープンしました。子どもや学生が楽しく学べる施設のイメージが強いですが、大人の私たちもためになり、楽しい学びの機会となりますよ。

リニューアルしたばかり！

「札幌市青少年科学館」は、今から43年前、1981年10月に開館しました。

展示物の大規模リニューアル及び施設の老朽化などの工事のため、2022年8月から休館していましたが、4月1日にリニューアルオープン！　テーマは「体験で学ぶ」です。

1階には、受付と工作室、ミュージアムショップがあります。

エスカレーターに乗って2階へ。

実は、前の施設からは7割ほどが新しくなったそうです。

2階は「ガイヤタウン」

エントランスからエスカレーターで2階へ。そこには「ガイヤタウン」が広がっています。

ガイヤとは、ギリシャ語で「大地や土、地球」を意味します。

また、雪のシャンデリアがある側は、私たちの冬を悩ませる雪や氷にまつわる話や、環境や気象を学べるコーナーが広がっています。

自分たちの暮らしの身近なものや、当たり前に思っていることを"科学的に"捉える視点が、子どもだけでなく大人にも楽しく思えるのですね。

リニューアル前は氷点下10度までだった「低温室」が、マイナス30度まで体験できるようにパワーアップ！

ほかにも、寒冷地ならではのウィンタースポーツの「カーリング」や「スケルトン」をバーチャル映像と特殊な台で疑似体験もできます。

私たちの体の中はまるで宇宙！

3階は身体の仕組みを体験できるコーナーがあります。

まずは大きな口のオブジェにびっくりする、「ボディアドベンチャー」コーナー。

食べたものが体の中でどんなふうに消化されていくのか、そして、それぞれの臓器や血管・血液の役割などを楽しみながら学べます。

消化されたものはウンチに。

結構、真剣に見入ってしまった血液の話！

「サッポロバックステージ」では、これまでも人気アトラクションだった地下鉄車両に、新たに運転シミュレーションゲームが加わったものや、除雪車も体験できます。

私は除雪車が気になりました。

ほかにも、科学を利用した遊具もいろいろあります。

私たちが生活している中には、科学の原理がいろいろと使われているということに、小さなうちから"気づき"があることはいいですね。将来はもっと知りたい！学びたい！というお子さんも出てくることを願って！

今回はプラネタリウムを見る時間がありませんでしたが、次回はプログラムを調整して見学したいと思います。

＜札幌市青少年科学館＞

＊住所：札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2⁻20

＊TEL：011-892-5001

＊観覧時間：5～9月／9：00～17：00　10～4月／9：30～16：30

＊休館日：月曜、毎月最終火曜、祝日の翌日、特別展最終日の翌日、12月27～翌年1月4日（特別展示期間および4月29日～5月5日は無休）

＊観覧料金：詳細はホームページで確認してください。

※実演等はWEB予約がオススメです。