【大阪・天神橋筋六丁目】天六で見つけた格安クラフトビールの台湾立ち飲み酒場!
豚足とクラフトビールがメインの立ち飲み
ライフワーク的に大阪市内の個性的な酒場を探しているのですが、コロナ禍でかなり停滞。2022年3月頃からやっとリスタートし、パトロールを始めました。1ヵ所目ともいうべき店が天六エリアの「天6アタック!」。
お店があるのは、天神橋6の交差点を都島通り沿いに東へ3分ほど歩いたところ。OsakaMetro&阪急の天神橋筋六丁目駅1番出口からだと徒歩数十秒です。以前紹介した「The Coconuts Diner やしの実食堂」のすぐそば。
「自家麦酒と豚足」という赤い垂れ幕が目印
店内は六畳間ほどで、壁はなく金網とビニシーで外と仕切られています。
壁際の金網に備え付けられているのがテーブル。
クラフトビールのタンクを冷やす冷蔵庫もテーブルになっています。
自転車で通りかかった時に注目していたのが、「アジアンフード&クラフトビールスタンド」という看板。
絞り込まれたドリンクとメニューのどれもが秀逸
常時2種類の自家製クラフトビールが用意されているようで、店内に掲示されていたのは、酒池肉林ペールエールとロブストポーター(黒ビール)。ということで酒池肉林ペールエールを注文しようとしたところちょうど切り替えタイミングでなくなってしまったそうで、新しく入ったアイリッシュレッドエール399円をオーダー。
オーダー時に大事なことがひとつ。こちらのお店は現金が使用できません。PayPayなどの電子マネーやICOCAなどの交通系カードの大部分を網羅しているそうなので、ピロリロリ〜ンと支払うカタチになります。WAONのチャージが不安だったので、今回は通勤時にも使用しているPiTaPaでの支払いにしました。支払いはその都度ではなく、最後にまとめてになります。
こちらがイングリッシュレッドエール。スッキリとした中にコクがあるタイプ。クラフトビールが399円はかなりお値打ち。
そして、フードは看板にあった煮込み豚足399円。味噌ダレ、ジンジャー醤、ラー醤から選べるつけダレは、味噌ダレをチョイス。じっくり煮込まれた豚足はシンプルな塩味です。コラーゲン感が半端ないスープに包まれた身はぷるんぷるん。口の中で溶けていくような感覚。30年近く通っているなんばの名店「かどや」に引けを取らない味わいです。
豚足以外に、台湾料理を中心としたおつまみそろえています。広くない店内で、スタッフひとりのワンオペということもあり、メニューを絞り込んでいる印象。
台湾の夜市の人気メニューである牡蠣オムレツ399円もオーダー。
絶妙なトロリ加減の玉子のなかに、外カリで中ぷりな牡蠣がちょこちょこ隠れています。
2杯目はロブストポーターを注文。クラフトビールの黒なのでどっしりとした重いビールを想像していたのですが、コールドブリュー(水出し)コーヒーのようなスッキリ感。かなり飲みやすく、強いというよりシャープな味わい。
この黒ビールならどんな料理でも合いそうなので、ホタテ春雨399円を追加。
平打ちで太めの春雨は、ねっとりと口に吸い付くような食感でかなり好み。塩味ですが柑橘の酸味がホタテの旨味と合っていて心地いい。
はしご酒のスタートスタート地点にピッタリ!
シメは豚足を注文した人しかオーダーできない〆のラーメン199円にザーサイ199円をトッピング。
麺は、マルタイラーメン的な乾麺。とにかく、口の中にドスンとやってくるコラーゲン感バリバリのねっとりとんこつスープに驚きました。〆となっていますが、アテにもいけそうなパワフルな仕上がりでした。
メニューやドリンクのラインアップを考えると、ここ1軒で完結というよりは、駅に超近いという好立地も考えて、天満・天六はしご酒のスタート、もしくはフィニッシュ地点として利用するのにおすすめ。使い勝手のいい立ち飲み酒場です。
天6アタック!
住所/大阪府大阪市北区管栄町13-13
電話/06-7777-4529
営業時間/16:00〜23:00
[土・日・祝]14:00〜23:00
定休日/月曜(祝の場合は営業、翌日休)