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先発経験豊富なサイドスロー右腕 7番手で登板しプロ11年目で初セーブ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
プロ11年目で初セーブを挙げたイム・ギヨン(写真:KIAタイガース)

17日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-SSGランダーズ(クァンジュ)は初回にSSGの先発キム・グァンヒョンから、KIAの3番ナ・ソンボムがライトに17号3ランを放ち先制。3-0とKIAがリードした。

試合はその後、両チーム得点がないまま終盤まで進むと、8回表にSSGが一発と相手遊撃手のエラーをきっかけに3点を挙げて同点に。しかしKIAはその裏、エラーのパク・チャンホがタイムリーヒットを放って勝ち越しに成功した。

KIAは9回表の守り、7番手としてマウンドに上がったイム・ギヨンがSSG打線を0点に抑えてゲームセット。4-3で勝利した。本来は先発のイム・ギヨンは、12日に続く今季2度目のリリーフ登板でプロ11年目での初セーブとなった。

◇8月17日(水)の結果

・LG 11 - 7 サムスン(チャムシル)

 勝:ソン ウンボム

 敗:ヤン チャンソプ

・KT 3 - 2 キウム(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:ハ ヨンミン

・KIA 4 - 3 SSG(クァンジュ)

 勝:キム ジョンビン

 敗:ノ ギョンウン

・ロッテ 8 - 6 トゥサン(プサン)

 勝:キム ドギュ

 敗:チェ スンヨン

・NC 6 - 4 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:キム ミンウ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:8月17日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「KTが史上5度目の3試合連続サヨナラ勝ち」

KTウィズはキウムヒーローズ戦に3-2でサヨナラ勝ち。アンソニー・アルフォードのタイムリー二塁打でゲームを決めた。KTはリーグ5度目、最多タイ記録となる3試合連続のサヨナラ勝ちとなった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日トゥサン2軍は試合なし。現在、新型コロナウイルス陽性反応者の濃厚接触者扱いとなっている(本人は陰性)。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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