静岡県 今シーズン一番寒い年越しに
今年も残すところあと6日となりました。静岡県の年末年始の天気傾向を見ていきましょう。
3つの気圧配置を繰り返す
年始めにかけては3パターンの気圧配置が登場します。
1つは低気圧が日本付近を進み、その低気圧が東へ進んで冬型の気圧配置、その後大陸の高気圧が張り出す。1月1日にかけてこの3つを繰り返します。低気圧がやってくるタイミングで雨となり、冬型の気圧配置になれば回復しますが風は冷たくなります。高気圧がやってくると穏やかに晴れます。これを繰り返すため、周期的に天気は変化していくでしょう。
寒気が周期的にやってくる
周期的に天気が変化するため、寒気も周期的に入ってきます。冬型の気圧配置になるタイミングで徐々に寒くなります。
冬型の気圧配置になるのは27日と31日から1月1日です。
上空1500m付近の寒気の予想が下図です。濃い青色の表示は上空1500m付近で-6度以下、静岡県には真冬に入ってくる空気です。
27日に一旦寒気が入りますが、31日はもっと強い寒気が南下します。今シーズン一番の寒気が入り、静岡県の多くの地域が真冬並みの空気に覆われる予想です。1日の朝の最低気温を見ると、静岡市は今シーズン一番低い1度が予想されていますし、三島市は今シーズン初めて氷点下の冷え込みになる可能性があります。
年越しや初詣、初日の出などで外にお出かけの方もいるかと思います。コートにマフラーにカイロと今シーズン一番暖かい格好でお出かけした方がよさそうです。