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バイクを梅雨から守りたい人へ|錆と汚れを防いで艶をキープ!コスパ最高の「シリコンスプレー」の活用法

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

こんにちは!DIY道楽テツです。いよいよ梅雨の季節到来ですね〜!

楽しい夏の前のこの時期、雨がシトシトと降る中でもオートバイに乗るのが実は結構好きなんです。でも、雨の中を走った後のバイクの汚れやサビには悩まされますよね。汚れやサビはある程度仕方ないですが、事前に対策を取ればリスクを最小限に抑えられますよ。

そこで今回は、梅雨前の愛車メンテナンスに「シリコンスプレー」をおすすめします。とても便利なシリコンスプレーですが、使用に際しては注意点がありますので、まずはそこから説明しますね。

【注意ポイント①】

シリコンスプレーには石油系溶剤タイプと無溶剤タイプがありますが、今回は無溶剤タイプを使います。缶の説明欄を確認して区別してください。

【注意ポイント②】

シリコンスプレーは滑りやすくなるため、使用してはいけない箇所があります。シート、ハンドルグリップ、ガソリンタンクのニーグリップ部分、特にブレーキやタイヤには絶対に使用しないでください。事故の原因になりますので、注意が必要です。

●シリコンスプレーの特性とバイクへの有用性

では、本題に入ります。シリコンスプレーの特性とバイクへの有用性について説明します。

シリコンスプレーは以下の特性があります。

防水(撥水)
防錆
潤滑
艶出し
(防塵、離形なども)
無溶剤タイプのシリコンスプレーは、プラスチック部品やゴム製品の表面保護にも役立ちます。シリコンスプレーはバイクのメンテナンスに非常に役立つアイテムで、油のようにぬるぬるせず、ホコリや汚れも呼びません。手に入りやすく、価格も手頃です。

それでは、実際にシリコンスプレーを使ってみましょう。まずはフロントフォークです。直接スプレーして錆び防止やシールの滑りを向上させ、ゴムの保護効果も期待できます。フォークの上部も忘れずに塗り広げましょう。

次にハンドルバー。メッキ部品には特に効果的で、艶を保ちます。

可倒式ステップの摺動部も忘れずに、靴底が滑らないようにウエスを使ってスプレーします。

ネジボルト類も奥まったところに水分が溜まるので、防錆効果が重要です。

レバーの付け根やリアキャリアのメッキ部品にもシリコンスプレーを吹き付けます。

泥除けの内側にはウエスに染み込ませて塗り広げ、飛び跳ねた汚れが落ちやすくなります。

こうして見てみると、シリコンスプレーはほとんどの場所に使えます。安価で手軽に手に入るので、一本持っておくと損はありません。ホームセンターに行けば普通に売っていて、値段の幅はありますが大きな差は感じられません。

梅雨明け後のバイクのダメージを防ぐためにも、ぜひ皆さんもシリコンスプレーを試してみてください。もちろん、梅雨の季節以外でも一年中使えるので、一本持っておくと便利ですよ~!

この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

こんにちは!DIY道楽のテツです。 父から「無いものは作る」精神、母からは道楽者の血を受け継いだ47歳二児の父です。 趣味は古いバイクや自転車をレストアして新たな命を吹き込むこと!バイクや自転車(特にママチャリ)、車のレストア、改造、修理、メンテナンスを楽しんでいます。また、何かを育てたり維持管理するのも好きなので、家庭菜園や掃除もやっています。 DIYは金属加工、100ボルト溶接、木工、家のリフォーム、工具の使い方など幅広く取り上げます。高価な工具も良いですが、コスパの高い百均(100円ショップ)の工具の使い勝手もレビューしていきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします!

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