インド初の空港ラウンジでの接客ロボット「RADA」ビスタラ航空がデリー空港で
インドの航空会社ビスタラが、空港での接客ロボット「RADA」を開発。2018年7月からデリー空港のビスタラ航空のラウンジで接客を行う。ビスタラ航空はインドのタタ財閥とシンガポール航空が共同出資で2014年に設立したばかりの新しい航空会社。ロボットが空港のラウンジで接客を行うのはインドでは初となる。
ラウンジの乗客への挨拶や簡単な案内のほかに、乗客が搭乗券を「RADA」でスキャンすると、登場時刻やゲート番号などの案内もする。また目的地の天気なども教えてくれる。3台のカメラを内蔵しており、360度回転が可能で、顧客からの音声での問い合わせにインタラクティブに回答する。人工知能(AI)を搭載しており、顧客との会話で成長していく。なお、ラウンジで料理やドリンクを運んでくることはできない。
ビスタラ航空のCEOのLeslie Thng氏は「ビスタラ航空では常にイノベーションを追究していく。それこそが我が社のDNAだ。ロボットを導入することによってラウンジの効率化と新たなフライトサービスの提供をしていきたい。ロボットはお客様のフィードバックで更なる発展をしていく。これからも乗客に素晴らしいサービスを提供していきたい」と語っている。