【松戸市】古き良きが残る純喫茶 足を踏み入れて感じる内装の独特さ
松戸駅周辺は開発や整備も進みましたが、まだ昔ながらの街並みが残っているところも多いですよね。
ふと脇道なんかに入ると、タイムスリップしたような気分になることがあります。
そんな“昔ながら”を感じる喫茶店『純喫茶若松』の紹介です。
松戸駅西口から徒歩2分ほど、飲み屋が連なる通り、不動産と居酒屋が入った建物の2階にお店はあります。
年季の入った外観からは時が止まったようにも感じますが、「営業中」の文字を信じて階段を登ります。
外観は和の印象がありましたが、店内を覗くとがらっと印象が変わります。
小花柄のソファや洋風のランプシェードに、壁には家紋風の装飾、和と洋が入り混じり、けれどどちらも同居している不思議な空間。
おばさまが1人で営んでおり、タイミングによってはすぐに席に案内されないかもしれませんが、厨房のほうにそっと声をかけてみてください。
メニューは現在ドリンクのみ提供しているようで、昔ながらのメロンソーダやバナナジュースを頼む方が多いそうです。
昭和に流行したというウインナーコーヒー、こういう雰囲気のお店ではつい頼みたくなります。
クリームはちょうどいい甘さと硬さで、コーヒーにぴったり合います。
古風な外観や独特な内装からは意外に、若い女性のお客さんも多いです。
店内は今のご時世珍しい全席喫煙可能。
こういう喫煙者も非喫煙も一緒くたになっている感じは、少し前の時代に戻ったようで、懐かしさや居心地の良さや、なんともいえないノスタルジーを感じました。
その独特の雰囲気の最たるもの、家紋風の装飾は天井にも凝らされています。
ホットコーヒーを頼むとちょうどコーヒーの液面に装飾が映り込むそうです。
次に現代の生活から少し離れて一息つきたくなったときには、試してみようと思います。
基本情報 純喫茶若松
住所:千葉県松戸市本町18−2
定休日:不明
営業時間:10:00〜18:00
※本記事に掲載している情報は、2024年2月時点のものです。