「わさビ好きに朗報です わさビーフ味ヌードル」を食べてみました。（2024年4月30日発売・エースコック）

この商品は、ビーフの旨味とツーンと来る“わさび”の風味がクセになる1987年に発売されたお馴染み“わさビーフ”の味わいを山芳製菓監修によってカップ麺に再現したもので、ビーフの旨味に香味野菜を利かせ、わさびパウダーでツーンとした突き抜ける風味を合わせた刺激的な一杯、“わさビ好きに朗報です わさビーフ味ヌードル”となっております。

では、今回の“わさビ好きに朗報です わさビーフ味ヌードル”がどれほどビーフの旨味に食欲そそる香味野菜を利かせた後味の良いスープに仕上がっているのか？ツーンと鼻に突き抜ける刺激的な“わさび”の風味、ほどよく味付けされたコシの強いフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（82g）当たり351kcal。
食塩相当量は6.6gです。

次に原材料を見てみると、ビーフの旨味をベースに香味野菜や各種香辛料でメリハリを付け、ツーンとした刺激的な風味だけでなく爽快感のある“わさび”を相性良く馴染ませた“わさビーフ”ならではのクセになる味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどとともに別途“後入れ粉末スープ”のパックが入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：460ml）
その後、粉末スープと調味油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ビーフをベースに香味野菜や各種香辛料、そして“わさび”のツーンとした刺激的な風味がバランス良く融合したクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、味付けされたことによってスープとの馴染みも非常に良く、そこにビーフをベースに食欲そそる香味野菜や香辛料などをバランス良く合わせたスープがよく絡み、ツーンとした“わさび”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらのポテト以外に大豆加工品・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ホクホクというか若干サクサクとした食感が印象的で、そもそも“わさビーフ”はビーフの旨味と“わさび”の風味を組み合わせたポテトチップスということもあって今回のスープにも相性良く馴染み、より一層“わさビーフ”らしさを感じさせる具材となっているようです。

スープは、臭みのないビーフをベースにガーリックやジンジャー、胡椒や唐辛子などをバランス良く合わせ、ツーンと来る“わさび”の風味を利かせた後味の良い味わいで、さり気なく魚醤などを使用したことによって駄菓子のようなジャンク感もありつつ思いのほか繊細なテイストとなっています。

ということで今回“わさビ好きに朗報です わさビーフ味ヌードル”を食べてみて、クセのないビーフをベースにガーリックやジンジャー、胡椒や唐辛子で味を調えた後味の良いオリジナルスープに仕上げ、具材に使用したポテトや大豆加工品からも良い旨味が滲み出し、ツーンとした“わさび”の風味がむしろクセになる臨場感の高い一品となっていました。

また、麺にも味付けを施したことで全体的にまとまりの良い仕上がりが印象的で、唐辛子とはまた違った…すっと引いていく“わさび”特有の辛さはさっぱり感も際立ち、ビーフや香味野菜の旨味を利かせたキレの良いスープとも絶妙にマッチしていたため、想像以上に好評のフレーバーと言えるのではないでしょうか？