カフェとしても利用できる定食のお店「おぼんdeごはん」。東京、大阪、名古屋など都心部を中心に約40店を出店しており、野菜もとれるバランスの良い定食メニューの他、アップルパイやガトーショコラ、シフォンケーキ、そしてチーズケーキなどスイーツメニューも充実しています。

今回は和の材料である黒蜜をトッピングしたバスクチーズケーキを食べてみたのですが、チェーンの定食屋でありながら、専門店のようなクオリティに驚かされました。

商品名は「しっとりバスクチーズケーキ」で、値段は780円です。カフェのスイーツとしては一般的な価格でしょうか。

黒蜜、くるみをトッピングしたバスクチーズケーキ

実際のチーズケーキがこちらです。

ホールケーキを4分の1にカットしたものです。おそらく12cmホールを4等分にカットした1カットだと思います。大きすぎず、かといって少なすぎるということもない、いい具合の大きさです。

バスクチーズケーキ自体はとてもシンプルですが、お皿には黒蜜、くるみ、ミントがトッピングされています。

チーズケーキという洋菓子に黒蜜という和の要素を加えた、和スイーツ的なものになっています。

いったいどんな味、食感なのでしょうか。

口どけ抜群で濃厚、専門店レベルのバスクチーズケーキ

バスクチーズケーキはとろとろです。クリームを食べているかのような食感で、バスクチーズケーキの最大の魅力であるとろっとした食感を堪能できます。

味はいい具合に濃厚で、口に入れた瞬間にふわっとクリームチーズの旨味が心地よく広がり、生クリームとクリームチーズのしっかりした濃厚さを存分に堪能できます。その美味しさに思わず「うん、美味い」とつぶやいてしまいます。

食感、味ともにバスクチーズケーキの魅力を存分に表現しており、チーズケーキマニアとしても文句なしの美味しさです。

またお皿にトッピングされた黒蜜を絡めると、バスクチーズケーキの濃厚さに黒蜜の深い甘みが混ざり、バスクチーズケーキの奥行きのある味をより一層楽しめるようになります。トッピングのくるみもゴロゴロした食感で、さらに口の中が楽しくなります。

チェーン店でありながら、その仕上がりは専門店のものです。まさかここまでしっかりしたバスクチーズケーキが出てくるとは思いませんでした。予想以上です。

2018年の夏頃に日本で見られるようになり、その後一大ブームを迎え、日本に定着したバスクチーズケーキ（バスクチーズケーキとは何か？ 歴史、名前の由来、ブームになった理由などを解説 - 外部サイト）。

最近は色々なバリエーションが登場し、ブーム初期に見られたオーソドックスなバスクチーズケーキはあまり見られなくなりました。

しかし今回いただいたバスクチーズケーキは、とろとろの食感と濃厚な味で、ブーム初期を思わせるものがありました。バスクチーズケーキの特長をしっかり勉強して開発したことがうかがえる、クオリティが高いバスクチーズケーキであるといえます。「おぼんdeごはん」は店舗はそれほど多くはないようですが、機会があればぜひ食べてみてほしいです。

値段、カロリーなど

• 購入した店：おぼんdeごはん
• 商品名：しっとりバスクチーズケーキ
• 値段：単品780円
• カロリー：389kcal
• お店の公式サイト