【泉南市】一口食べた瞬間に納得◎老舗果物農家の“農園パフェ”は人を幸せにするご褒美デザート。
和歌山県の「観音山」で農園を営む「観音山フルーツガーデン」(明治44年創業)が手掛ける『観音山フルーツパーラー』。“産地直送のフルーツが贅沢に盛られたパフェ”が話題のお店です。太陽の光をたっぷり浴びて育った果実は、そのまま食べても十分贅沢な味が想像できますが、パフェになると一体どんな共演が楽しめるのでしょうか?
今回は、イオンモールりんくう泉南2階にある『観音山フルーツパーラー』で人気の「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」をご紹介します。
フードコートの窓側に位置する店舗は、海を眺めるには絶好の場所。
開放的な入口は、お買いものカートを押しながらでも入りやすそうです。
広々とした店内には、さまざまな座席がゆったりと配置されています。
仕事仲間や家族、友達やカップルなど、シチュエーション別で席を選ぶのもよさそうです。カップルは、海の見える席がおススメ。
店内入口付近には、「観音山フルーツガーデン」で採れた旬のフルーツを贅沢に使用したジュースやゼリーなど、美味しそうな品々がたくさん並んでいます。母の日や、お友達へのプレゼントにもよろこばれそうなものばかり♪
「とろコク絞り」200ml (750円)
みかん果汁100%のジュース。なんと、一本にみかん約4個分入っているんですって!ビタミンたっぷりで健康にもよさそうですね。
「みかん農園サイダー」200ml (550円)
みかん果汁51%配合。果汁を含んだサイダーのなかで、おそらく果汁配合量が日本一だとか。
「和歌山なちゅるん 飲むゼリー」うめ味,もも味(各390円)
寸胴鍋で1つずつ手作りしているという“なちゅるん”シリーズは1鍋で100個の“なちゅるん”ができるのだそう。“なちゅるんみかん味”は、とろこく絞りと同じ和歌山県産のみかん果汁を80%以上使用。冷やしても常温でもおいしいゼリーなので、これからの季節、外出時の持ち歩きにもいいですね。
店内カウンターの上にメニューが掲示されています。商品名の下に販売期間も記載されていますので、時期を逃さないようにチェックしておきたいですね。
「ロイヤルミルクティ ストロベリーチョコマキアート」COLD(980円)
「和歌山県産夏かんきつの農園 パフェ」初夏―夏(1790円)
「ワイルドベリーハイビスカスレモネード」(890円)
「和歌山県産の旬のいちごのシェイク」冬―初夏(790円)
「和歌山県産旬フルーツ農園パフェ」通年(1690円)
「観音山レモンパフェ」通年(1590円)
どれも美味しそうなものばかりですが、今回のお目当ては、お店で一番人気の「和歌山県産 旬フルーツ農園パフェ」。こちらのパフェは通年と記載がありますが、季節に応じて素材は変わるそうですよ。訪れるたびに楽しみがあるのもいいですね。
スタッフの方が手際よく作ってくださいます。
惜しみなくフルーツを盛りつけていかれます。この時点で凄いボリューム!
『観音山フルーツパーラー』の店舗は、オープンキッチンとなっているため、パフェを作る工程も見ることができるんです。
出来上がりまでのライブ感が、これから食べるパフェへの期待と想像をかきたてます。
見ていると、こんなに食べられるかしら…という不安もでてきますが。
旬のフルーツがモリモリ盛られていきます。あー、でもやっぱりおいしそう!
たんまりと盛られていくフルーツ。どこまで天高く盛るのかしら 笑。
お見事~!まるでフルーツがダンスしているかのようです。
と、ここでスタッフの方が…。
「作りなおしてもいいですか?」「え?! どうして?」
うーん...と、はにかむスタッフの方。
どうやら、この“作品”に満足していない様子。
なんとかスタッフの方を説得して、この“作品”をいただくことになりましたが、老舗果物農家直営のこだわりと意気込みが垣間見える、そんなワンシーンでした。
どうです? 芸術と言っても過言ではないほどの美しいパフェに、しばらく見惚れてしまいました。
みずみずしいフルーツたちが、わたしが主役と言わんばかりに所狭しと、でも仲睦まじく寄り添っています。
店名が描かれたチョコプレートをぱりぱりと食べたあとはリンゴをヒョイと。
どうやって食べようか悩むところですが、大ぶりのフルーツは手でつまんで豪快に食べるのがよさそうです。シャキシャキとした歯触りと、香り高いリンゴに、心が和みます。
春の農園パフェの主役は、“観音山 春峰”。清見オレンジと水晶文旦という2つの品種を掛け合わせた新品種で、清見オレンジのコクのある甘さの中にハッサクのようなさっぱり感があるのが特徴です。果肉がはじけ、爽やかな香りが口いっぱいに広がります。豊潤な果実はのどの渇きも満たしてくれそうなほどの瑞々しさ。北海道ソフトのミルク感あふれるクリームにからめて食べるもよし、そのままパクっと口に放り込むのもよし。味変が自由自在なところが創作パフェの醍醐味とも言えそうです。
手で食べることも想定しているのか、窓際の席にはアルコールが置かれていました。食べる人への配慮にも感じられる、何気ない心遣いがうれしいですね。
すこし不安だった今回の取材。というのも数十年もの間、“パフェ”を食べていなかったんです。もともと甘すぎるものが苦手なわたしは、幼少期に食べた、あの“甘ったるいパフェ”をイメージし、取材で訪れるのに、完食できなかったらどうしよう、失礼ではないか、などと心配していました。
ところが、どうでしょう。そんな心配をよそに、“パフェ”を食べる手が止まりません。甘ったるいどころか、どちらかというとさっぱり。すべての“層の素材” が期待を裏切らず、絶妙なタイミングで顔をだします。
スタッフの方からこっそり拝借した「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」の全貌メモ。*フルーツは、季節により異なります。
実は、これがすべてではなく、北海道ソフトとサクサクとした食感がたのしめるグラノーラもイン。味、香り、食感、タイミング、すべてに心憎い演出が施された「パフェの語源」にふさわしい“完璧なデザート”に、お値段以上の満足感を得ることができました。
ほんの5分で完食。食べた直後にまた食べたくなる後を引くおいしさは、自分を癒す“ご褒美デザート”として、リスト入り決定。
500円玉貯金してでも定期的に食べたくなる、そんなパフェです。
『観音山フルーツパーラー』では、今回ご紹介した「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」のほかにも、季節にあわせた個性豊かなさまざまなパフェが用意されています。
見た目にも華やかな“映えパフェ”は、写真を撮ってSNSにアップしても楽しそうですね。
また、パフェだけでなく、こだわりのドリンクメニューも種類が豊富。
「観音山フルーツティー」HOT(1390円)
「オーガニックデトックスレモネード」COLD(980円)
「ワイルドベリハイビスカスレモネード」COLD(890円)/HOT(690円)
「ロイヤルミルクティーストロベリーチョコマキアート」COLD(980円)/HOT(790円)
「いちごシェイク」(790円)
「ロシアンティー」HOT(660円)
「みかん ジュース・フローズン」(各550円)
「もも ジュース・フローズン」(各550円)
「みかん フローズンパフェ」(650円)
「もも フローズンパフェ」(650円)
パフェやワッフルとのセットでお値引きもありますが、その日の予算にあわせてドリンクのみの利用でもよさそうですね。
平日限定「観音山 ランチ」(980円)
こちらのランチ、個人的にとても気になります! 旬の果実をしぼったフレッシュジュースとボリューミーなビーフとハムのサンドイッチをこのお値段で食べることが出来るのはお値打ちです! 平日10時~限定、売り切れ次第終了となりますので、ブレックファーストに出かけてみてはいかがでしょうか?
レジ近くのショーケースに並んでいるフルーツサンド。
「わたしたちもどうですか?」と話しかけられているようで、誘惑を断ち切るのに一苦労しましたが、次はぜひ買って帰りたいと思いました。
『観音山フルーツパーラー』のパフェはテイクアウトも◎とのこと。
これからの季節、パフェを片手に泉南ロングパークをぶらぶらお散歩するのも楽しそう。『観音山フルーツパーラー』のパフェを持って、海をバックに写真をパチリ☆なんてこの町ならではの楽しみ方もおススメです。
日々の忙しい生活は、息をつく暇もなく疲れをため込んでしまうことも。がんばった自分にご褒美を。そんな“ちょっと幸せになれるご褒美デザート”があってもよいのではないでしょうか。
今月の〇日は、『観音山フルーツパーラー』の日。
手帳にそっと記して、また今日もがんばりましょう。
晴れた日は、海の見えるテラス席もおススメです。
【基本情報】
店名:「観音山フルーツパーラー」りんくう泉南店
公式ホームページ(外部リンク)
公式インスタグラム(外部リンク)
住所:〒590-0535泉南市りんくう南浜3-12イオンモールりんくう泉南2F
Tel:072-447-5175
営業時間:10:00-21:00(ラストオーダー20:00)
定休日:年中無休
取材・撮影協力 「観音山フルーツパーラー」りんくう泉南店 店長 宋様
*記事中の金額はすべて税込表示です。
【関連記事】