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バーンズ好投で釜山ロッテが連敗3でストップ/きょうから「ピッチコム」使用可能に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回無失点のチャーリー・バーンズ(写真:ロッテジャイアンツ)

16日のKBOリーグは3試合が雨で中止。2試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ロッテジャイアンツ-トゥサンベアーズ(ウルサン)はロッテの先発チャーリー・バーンズが好投。7回1安打無失点、9つの三振を奪った。試合は0-0の均衡をロッテが終盤に破って4-0で勝利。連敗を3で止めた。バーンズは5勝目(2敗)。

映像:バーンズのピッチング(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇7月16日(火)の結果

・LG 中 止 SSG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 3 - 4 KT(コチョク)

 勝:ベンジャミン

 敗:フラード

・ロッテ 4 - 0 トゥサン(ウルサン)

 勝:バーンズ

 敗:ホン ゴンヒ

・KIA 中 止 サムスン(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「きょうからピッチコム使用可能に」

韓国野球委員会(KBO)は15日、各球団にバッテリー間のサイン交換用の電子機器「ピッチコム」を配布。使用方法の説明会を行い、16日から試合での使用が可能になった。使用は球団の判断に任され、義務ではない。

ピッチコムはサインを伝えるための送信機と受信機に分かれ、送信機は投手か捕手のみ装着可能。受信機はバッテリーの他、守備出場中の野手最大3人までつけることができる(ベンチ、ブルペン内は使用不可)。

送信機の装着位置は投手の場合グローブをした側の腕、捕手は腕の他、膝などにも装着可能。送信機には9つのボタンがあり、事前に設定した球種とコースのボタンを押すと帽子の内側につけた受信機に音声で伝達内容が伝えられる。

ピッチコムは試合時間短縮とサイン盗み防止を目的に、2022年からMLBで導入。KBOでは今月1日に電波認証を完了し、今回各球団にピッチコム1セット(送信機3個と受信機12個)を配布した。

各球団に配布されたピッチコムのセット(写真:韓国野球委員会)
各球団に配布されたピッチコムのセット(写真:韓国野球委員会)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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