【名古屋市】名古屋の映画文化は不滅だ!今週土曜日にナゴヤキネマ・ノイがオープン
昨年7月に閉館した「名古屋シネマテーク」の跡地に、「ナゴヤキネマ・ノイ」としてよみがえった新たな映画館が今週土曜日【3月16日(土)】に開館する。
最初の上映は、東海テレビ制作の「その鼓動に耳をあてよ」と、デンマークの映画監督カール・テオドア・ドライヤー監督の特集となっている。
「その鼓動に耳をあてよ」は救急医療の最先端を担う名古屋掖済会(えきさいかい)病院が舞台のドキュメンタリー映画。多くの救急車を日々受け入れ「断らない救急」をモットーにしている病院が、コロナ禍で窮地に立たされた状況を収録している。
名古屋シネマテークは、私が20代の頃、会員になり毎週のように足しげく通った映画館だった。先鋭的なドキュメンタリー映画を数多く上映してくれ、ドキュメンタリーの映画監督を多く知る機会を得た。佐藤真、小川紳介のほか、ビデオジャーナリストとして現在活躍する神保哲生を初めて知ったのもシネマテークだった。シネマテークで得た映画経験を書き出すと、延々と続いてしまう。
昨年7月の閉館のニュースには衝撃を受けたが、新たな映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」として今春に復活を遂げた。私の映画熱は20代には盛んだったが、日々の生活に追われていつやら冷めてしまった。しかし、新たな映画館としてよみがえったナゴヤキネマ・ノイを訪れることで、再び映画熱に火を点けたいと思っている。
場所:名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービル2F
※営業時間や定休日、プログラムなどの詳細は公式サイトでご確認を。
公式サイト:https://nk-neu.com/