令和三羽ガラス・許家元八段、十段戦挑戦者に。碁の打てないお母さんからの激励LINEの内容
3月2日に開幕する十段戦の挑戦者に決まった許家元八段。タイトル戦に臨む気持ちとともに、お母さんからの激励LINEの内容も教えてくれました。
芝野虎丸十段との挑戦手合いは昨年の王座戦以来。そのときは0勝3敗のストレートで敗退しました。
許八段も「(芝野さんは)年下なんですが、なかなか勝たせてもらえません」と少々苦手意識があるよう。これまでの対戦成績が5勝7敗ときかされると、「意外と頑張っている」。
難所では割り切れず悩むタイプ。許八段は長考派で知られる。昨年の王座戦では先に秒読みに入る碁が多く、時間に追われて形勢判断ができず、ひっくり返される碁があったことを反省したという。「あと10分、20分あれば結果が変わっていた。時間を意識して、ミスの少ない碁を打てたら」と、「早くて質のいい碁」を心がけているといいます。
ところで、許八段は対局結果を台湾にいる母親(53)にLINEで送るそう。
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